玉山鉄二が小雪から食べさせられた「食べたことのない実」の正体に、池内博之、佐久間由衣ら爆笑!

「震える牛」のベストセラー作家・相場英雄の政治サスペンスを、玉山鉄二主演で映像化した「連続ドラマW トップリーグ」が、WOWOWプライムにて10月5日より放送される。このほど、9月30日にスパイラルホールにて完成披露試写会が行われ、キャストの玉山鉄二、池内博之、佐久間由衣、小雪、陣内孝則、小林薫が登壇した。

“トップリーグ”とは、総理大臣や官房長官、与党幹部に食い込んだごく一部の記者を指す。大和新聞記者・松岡直樹は、入社15年目にして政治部へ異動になり官房長官番となり、破竹の勢いでトップリーグへと上り詰めた。一方、松岡と同期入社だった酒井祐治は、現在大手出版社で週刊誌のエース記者として活躍している。そんな酒井が「都内の埋立地で発見された旧紙幣1億5千万円」の真相を追ううちに、日本史上最大の疑獄事件が浮かび上がる。「命の保証はないぞ」と言われる、政界の深い闇に切り込んだ二人の男の運命は…。

最初の挨拶からカミまくり「むちゃくちゃ緊張してます(笑)」と恥ずかしそうに笑った玉山。「過酷な現場でしたが、素晴らしいキャストの方が参加してくださって、幸せな気持ちでいっぱいでした」と晴れ晴れした表情で語った。

玉山は政治記者を演じる上で「トップリーグという存在は全く知らなかった。派閥によって少し政治が動いているのかなと思うと、ちょっと怖い」と述べ、情報社会を生きる上で「自分がどの情報をキャッチして、身体に入れるかはすごくに大事」と自らの思いを明かした。

連続ドラマWに初出演した佐久間は「WOWOWさんの作品に出させていただくことが、ひとつの目標だった」と笑顔。続けて「この時代に、こんなスキャンダラスな作品に参加してドキドキした。自分の役割もしっかり全うできたらという思いで」撮影に挑んだという。

小雪は、自身の役柄について「すごく上昇志向の強い新聞記者だったんですけど、私はすごい上昇志向がない」ことを告白。「自分はものすごいマイペースなので、どういう気持ちか悩んだ」ことを明かしていた。

久しぶりに池内と共演したという玉木は、打ち上げの席で「仕事が来るパワースポット的なお寺」について池内に話したという。「次の日、池内さんからラインをいただいて、そのお寺の写真が届いたんですよ。打ち上げの次の日に行ってるんですよ!? そんなに仕事欲しいんですか!?」と池内の行動力に驚いたことを明かすと、池内は「上昇志向の塊なんで(笑)。滞在時間、約30分です。お祈りして帰ってきました(笑)」と述べて、会場をざわつかせた。

壇上で小雪の健康志向が話題にあがると、玉山は小雪から「僕が食べたことのない実を食べさせられた」そうで、「あれ何の実ですか?」と質問する場面も。小雪が「ナツメでしょ? 食べたことあるでしょ?」とツッコむと、共演者から笑いが起こっていた。

「連続ドラマW トップリーグ」
10月5日(土)より、WOWOWプライムにて放送スタート(全6話)※第1話無料放送
毎週土曜 夜10時~放送
監督:星野和成 中前勇児
脚本:篠﨑絵里子
原作:相場英雄「トップリーグ」「トップリーグ2 アフターアワーズ」(ハルキ文庫刊)
音楽:羽岡佳 石毛駿平
出演:玉山鉄二 池内博之 佐久間由衣 光石研 長谷川朝晴 橋本マナミ 黑羽麻璃央 中村映里子 野間口徹 佐野史郎 小雪 陣内孝則 小林薫

【ストーリー】 大手在京新聞社・大和新聞の経済部に勤める松岡直樹(玉山鉄二)は、1年という約束で政治部への異動を告げられる。「港区の埋立地で金庫が発見されましたが、近藤官房長官はどう感じられましたか?」。初めての官房長官定例会見でルールを無視し質問を投げた松岡は近藤官房長官の目にとまり、トップリーグへと上り詰めていく。一方、かつて松岡の同期だった酒井祐治(池内博之)は週刊誌の記者として埋立地で発見された金庫の真相を追っていた。そんな中ある強盗事件が発生。被害者は酒井が金庫の件で取材したばかりの相手で…。記者として別々の道を歩いていた松岡と酒井。二人が10年ぶりに再会したことで永田町を揺るがす官邸最大のタブーが暴かれていく。