シリーズ累計180万部を超える、はやみねかおるの人気推理小説シリーズを、主演に『万引き家族』の城桧吏を迎えて実写映画化する『都会(まち)のトム&ソーヤ』が、2020年夏に公開される。このほど、9月16日に開催された「スターダストプロモーション 第1回 スター☆オーディション」でグランプリを射止めた酒井大地と渡邉心結、特別賞・映画賞を受賞した吉原徠地と山下森羅が出演することが発表された。
▲左から脚本・徳尾浩司、吉原徠地、酒井大地、渡邉心結、山下森羅、河合勇人監督
本作は、“究極のゲーム”を作るため、都会の様々な場所を舞台にデコボコ中学生コンビが推理と冒険を繰り広げていく。どこにでもいそうな中学二年生だが、どんな状況も切り抜けられるサバイバル能力を持つ内藤内人(ないとうないと)と、学校始まって以来の天才と言われ、一大財閥“竜王グループ”の御曹司である竜王創也(りゅうおうそうや)の対照的なタイプの二人が活躍するバディものだ。
「スターダストプロモーション 第1回 スター☆オーディション」は6月より予選を行い、9月16日に山野ホールにて行われた最終選考会には、応募総数24,460人の中から様々な審査を経て選び抜かれたファイナリスト15名(男7名・女8名)が参加した。
その中から見事グランプリに輝いた酒井は「自分がグランプリを取れると思っていなかったので、とても嬉しいです」と感激の様子。同じくグランプリを受賞した渡邉は「本当に嬉しいです。9月4日が誕生日で、今まで生きてきた中で最高のプレゼントになりました。本当にありがとうございます」と号泣。そして本作の撮影に向け、酒井は「今回のレベルよりもっと高く演じたいです」、渡邉は「もっと沢山、勉強や努力をして、もっと演技が上手にできたらいいなと思います!」と目を輝かせ、意気込んだ。
また、特別賞・映画賞を受賞した吉原は「一言で表せませんが、一言で表します。すごく嬉しいです。一生懸命、いい映画が出来るように仕事がしたいです」と早くもプロ意識を感じるコメント。同じく特別賞・映画賞を受賞した山下は号泣しながら「とっても嬉しいです!」と喜びを露わにし、本作の撮影に向け「初めてなので出来ることがまだわからないですけど、精一杯頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。
審査を務めた脚本・徳尾浩司は「審査の段階から落ち着かれていて、これまで生きてきた人生とか魅力をステージいっぱいに出していたのが、審査員に刺さったと思います」と評価。そして「(映画の)キャラクターもありますが、今日はみんなのことを知ることができたので、みんなのことをイメージしながらワクワクしながら書くので、楽しんで演じてもらえたらいいなと思います」と受賞者にメッセージ。そして河合勇人監督は「みんな今日は短時間の中で、それぞれ役になりきってよかったと思います。映画でも今日やったように、ちゃんと自分で役作りをして、やってみてください。そして楽しんでもらえればいいなと思います」と期待を寄せた。
『都会のトム&ソーヤ』
2020年夏 全国ロードショー
監督:河合勇人
原作:はやみねかおる「都会のトム&ソーヤ」シリーズ(講談社YA!ENTERTAINMENT刊)
脚本:徳尾浩司
出演:城桧吏 酒井大地 渡邉心結 吉原徠地 山下森羅
配給:イオンエンターテイメント
©2019マチトム製作委員会