森絵都「原作と舞台設定もカルチャーも違うが普遍の痛みがある」、伊藤沙莉「優しい映画」著名人絶賛!『ホームステイ ボクと僕の100日間』

第14回大阪アジアン映画祭で上映され話題となった、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』の製作チームが贈るタイ発の青春ファンタジー『ホームステイ ボクと僕の100日間』が、10月5日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、森絵都によるジュブナイル小説「カラフル」を、バンコクに舞台を移して映画化。死んだはずの“ボク”の魂が、自殺した高校生ミンの肉体に“ホームステイ”することになった。ミン(ティーラドン・スパパンピンヨー)の自殺の原因を100日間で見つけ出さなければ、“ボク”の魂は永遠に消えると告げられ、新生“ミン”としてもう一度人生をスタートさせる。ある日、1台のパソコンの存在を知り、自殺したミンを苦しめた残酷な現実と対峙していく。

▼著名人 絶賛コメント

■森絵都(原作者)
舞台設定もカルチャーも違う。でも、この映画にはそれを超えた「普遍の痛み」がある。

■ブンシリ(タイ人タレント)
青春時代の恋愛をキュンと思い出させたり、謎解きは最後までスリル満点!日本の小説が元なのに、タイ文化に合わせて進行するのもなかなか見事!死後の人生を考えた事がない“あなた”は見るべきだ!

■伊藤沙莉(俳優)
観たあとに心の中が何故かとても満たされていた。どんどん引き込まれていって、いつの間にか前のめりで観ていることに気付く。人生は一歩引いてみると、そう悪いことばかりじゃない。優しい映画だと思った。

■加藤るみ(タレント)
映画の冒頭から迸る緊張感。これは、ただの青春映画ではないぞ!と確信した。肌がピリッとする怖さと、別世界へ誘われた気持ちになるマジカルな空間。この新感覚に、完全に飲み込まれてしまった!大声で叫びたい!タイ映画はいいぞ!!!

■シトウレイ(フォトグラファー/ジャーナリスト)
いい意味で「タイの映画」の固定概念を突き破ってくれる作品!ハリウッド映画みたいな映像表現と、丁寧な人物描写の温かみ。ローカルとグローバル、両方の視点を持った新しい世代の監督が作り出す、スリリングでとっても愛しいエンターテイメント作品。

■よしひろまさみち(映画ライター)
自殺の原因を探る現世パートの切なさったら。輪廻とカルマを信じる人すべてに観てもらいたい青春映画。

■ミルクマン斉藤(映画評論家)
原作からの巧みなアレンジに感心。ティーラドン、チャープラン(初演技とは思えん!)はじめ若い俳優陣の真摯さ、多ジャンルをミックスしつつ死生観をぐっと打ち出した演出…と現在のタイ青春エンタテインメントの精華を示す快作!

■岡本敦史(『映画秘宝』編集スタッフ)
タイ・ホラーの記念碑的大ヒット作『心霊写真』を放ったパークプム・ウォンプム監督が、森絵都の「カラフル」を映像化するという企画自体、抜群に冴えている!原恵一監督の長編アニメ版ともひと味違う、まさしく“カラフル”なクライマックスに涙腺決壊必至!

『ホームステイ ボクと僕の100日間』
10月5日(土)より、武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー
監督・脚本:パークプム・ウォンプム
原作:森絵都「カラフル」(文春文庫刊)
出演:ティーラドン・スパパンピンヨー チャープラン・アーリークン(BNK48)
配給:ツイン

【ストーリー】 「当選しました」その声で、死んだはずの“ボク”の魂が、自殺した高校生ミン(ティーラドン・スパパンピンヨー)の肉体に“ホームステイ”することになった。ミンの自殺の原因を100日間で見つけ出さないと、“ボク”の魂は永遠に消えると告げられ、新生“ミン”としてもう一度人生をスタートさせる。初めて訪れた街で見知らぬ家族や同級生に囲まれ、違和感だらけの学校生活を送る“ミン”。誰にも気づかれないように謎解きを始めるうちに、秀才の美少女パイ(チャープラン・アーリークン)と出会い一瞬で恋に落ちる。ある日、1台のパソコンの存在を知り、自殺したミンを苦しめた残酷な現実と対峙していく…。

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