横浜流星の手を握った松岡広大がマジ照れ「ドキドキしてる。手、やわらかいね」

第8回大学読書人大賞受賞作にして、読書メーター読みたい本ランキング第1位を獲得した、シリーズ累計発行部数90万部の河野裕による青春ミステリー小説を、主演に横浜流星、飯豊まりえを迎えて実写映画化する『いなくなれ、群青』が、9月6日より公開中。このほど、9月12日に新宿バルト9にて大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、キャストの横浜流星、松岡広大、柳明菜監督、菅原大樹プロデューサーが登壇した。

上映後イベントということで、ネタバレOKのトークがスタート。主人公の七草を演じた横浜は、矢作穂香演じた堀との劇中での関係について「きっと(飯豊まりえ演じる)真辺がいなかったから、一緒にいるんじゃないですか? たぶん七草は心地良いと思っているし、手紙のやりともよくしている。手紙を最初に受け取ったときも、笑みをこぼしてるから」と説明。するとMCから「七草の表情って、そんなに読み取れない」と指摘されると、横浜は「本当ですか? 僕の力不足です…」と反省する素振りを見せて会場を笑わせた。

映画を観た人たちの感想で多かった「メロンパン」というキーワードに、監督の柳は「(横浜が)メロンパンを食べたときに、ちょっと口に付いていた」そうで、編集のときにも「絶対に可愛いから、残したほうが良い!」と決断し、修正せずに公開したことを明かした。「メロンパン、結構食べましたよ」という横浜は、「乾燥するんですよ、口の中が…」と苦々しい顔をしたが、柳監督から「それがまたイイ感じで」と絶賛されていた。

対して松岡は焼きそばパンを食べ続けるシーンのはずが、なぜかコロッケパンを途中に挟んでいるそうで、柳監督が「編集が大変だった!」と苦言。「いますよね、そういう人、たまにねえ。つながりを気にしない人」と横浜にチクリとされた松岡は、「ずっと焼きそばパン食べてたから、飽きたんです」と開き直っていた。

七草と真辺が手を繋ぐシーンの話題になると、なぜか横浜と松岡がステージ上で再現することに。横浜の手を握った松岡は「こんな感じなんだ(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、「ドキドキしてますよ俺。手、やわらかいね」とリアルな感想を述べていた。

9月16日に23回めの誕生日を迎える横浜に、サプライズでバースデーケーキがプレゼントされる場面も。映画の舞台となる階段島を模したケーキに「すごい! 」と感動した横浜は、「まだまだ未熟者なので、少しずつ実力をつけていきたい」と、今後の抱負を語っていた。

『いなくなれ、群青』
9月6日(金) 全国ロードショー
監督:柳明菜
原作:河野裕「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)
脚本:高野水登
音楽:神前暁
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
主題歌プロデューサー:小林武史
出演:横浜流星 飯豊まりえ 矢作穂香 松岡広大 松本妃代 中村里帆 伊藤ゆみ 片山萌美 君沢ユウキ 岩井拳士朗 黒羽麻璃央
配給:KADOKAWA エイベックス・ピクチャーズ

【ストーリー】 悲観主義の七草(横浜流星)と、理想主義の真辺由宇(飯豊まりえ)。根本から矛盾し合っている二人が、階段島で再会した。奇妙だけれど平和で安定した生活を送る住民たち。そんな彼らの日常は、真辺由宇の登場によって大きく動き始める。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。

(C)河野裕/新潮社 (C) 2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会