長渕剛が20年振りにスクリーンに蘇る、映画『太陽の家』が、2020年1月に公開される。このほど、劇場公開に先駆け、長渕剛のライブと映画上映が融合したプロジェクト「TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA & LIVE 2019 太陽の家」が、10月31日より実施されることが決定した。併せて、『太陽の家』のポスタービジュアルがお披露目となった。
劇場公開に先駆け、一足早くファンに届けたいという長渕剛の熱い思いで実現した、ライブと映画上映が融合するという本プロジェクトは、映画史上初の試みとなる。ライブツアーは、長渕剛の出身地でもある鹿児島を皮切りに、全国10か所で実施され、全17公演が決定している。
■「TSUYOSHI NAGABUCHI CINEMA & LIVE 2019 太陽の家」概要
・10月31日(木)、11月1日(金) 鹿児島:鹿児島市民文化ホール 第1ホール
・11月5日(火) 香川:サンポートホール高松 大ホール
・11月7日(木)、8日(金) 大阪:フェスティバルホール
・11月11日(月)、12日(火) 宮城:仙台サンプラザホール
・11月19日(火)、20日(水) 愛知:愛知芸術劇場 大ホール
・11月25日(月)、26日(火) 福岡:福岡サンパレス
・11月30日(土) 広島:広島文化学園 HBGホール
・12月2日(月)、3日(火) 神奈川:パシフィコ横浜 国立大ホール
・12月11日(水)、12日(木) 熊本:熊本城ホール メインホール
・12月17日(火) 千葉:舞浜アンフィシアター
長渕演じる物語の主人公で神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾は、人情味溢れる熱い男。ポスタービジュアルには、川崎がひょんなことから関わっていく一人の少年・龍生との2ショットが写された。父親を知らずに育った龍生と、棟梁・川崎との優しい心の交流を象徴するワンシーンである。
『太陽の家』
2020年1月より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:権野元
脚本:江良至
主題歌:「Orange」長渕剛
出演:長渕剛 飯島直子 山口まゆ 潤浩 瑛太 広末涼子
配給:REGENTS
【ストーリー】 神技的な腕を持つ大工の棟梁・川崎信吾(長渕剛)。普段はサングラスに強面風な川崎は、やんちゃで人情味の厚い男。そんな川崎が現場で木と向き合えば、職人気質なオーラを放つ。年頃の娘としっかり者の女房と幸せに暮らす川崎だが、そこは男、好みの女性には少々弱い。いつものように弟子の入江たちと現場で仕事に励んでいるところに川崎が無視できない保険会社の営業ウーマンが通りかかる。彼女の名前は池田芽衣。独身だと思っていた芽衣には、息子が一人。シングルマザーだった。父親を知らずに育った少年・龍生が気になる川崎。俺が男にしてやる、とばかりに、川崎の血が騒ぐ。半ば強引な川崎になかなか懐かない龍生だったが、徐々に男同士の触れ合いができるまで心を開いていく。そんな折、川崎はこの親子に家を作ろうと思い立つのだが、そんな父親の様子にどうも納得がいかない、娘と妻と弟子たち。しかし周りの不穏な空気も気にせず、家づくりに没頭する川崎の前に、突如龍生の父と名乗る男が現れる。
Ⓒ2019映画「太陽の家」製作委員会