リンダ・ハミルトン「1991年と比べて全てが大規模。驚いた!」『ターミネーター:ニュー・フェイト』予告編&ポスタービジュアル

1984年に第1作がジェームズ・キャメロンの監督・脚本で製作された、大ヒットシリーズ『ターミネーター』。その最新作で、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトン、製作にジェームズ・キャメロンが復帰し、『デッドプール』のティム・ミラー監督が贈る『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、11月8日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

予告編には、人類の命運を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を守るグレース(マッケンジー・デイヴィス)と、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)、T-800(アーノルド・シュワルツネッガー)、そして人類の新たな驚異REV-9(ガブリエル・ルナ)による壮絶なバトルが映し出される。一人孤独にターミネーターハントを続けてきたサラに、“初めて見るタイプ”と言わしめたグレースは、未来から送られてきた謎の戦士。「私は人間よ」と語る彼女は確かに一見女性だが、そのパワーは人間のそれを遥かに凌駕する。彼女の圧倒的な力強さに、これで人類の未来も安心か?と思いきや、その期待はグレースたちの前に現れた、最凶の新型ターミネーター・REV-9の前にもろくも崩れ去る。T-1000型ターミネーターから受け継いだと思しき、液体金属の特性を悪魔的に活かし、時にナイフのように、そして時に分裂までして襲い来る。果たしてこの新たな脅威から逃げ切ることができるのか?

本映像の見どころは、大迫力なアクションと壮絶なバトルシーン。それぞれのキャラクターの特性を生かしたグレースとREV-9の攻防は、かつてないほど激しい。サラを演じるリンダ・ハミルトンは「1991年と比べて、全てが大規模になっているのに驚いたわ!」と本作の撮影規模の大きさについてコメント。特に、何度倒されても執拗に迫るREV-9の姿は狂気すら感じさせ、映画史に新たな名を刻む名ヴィラン誕生の予感を匂わす。『デッドプール』で世界を虜にした監督のティム・ミラーは、REV-9に関して「彼は新作のターミネーターの顔だ。恐ろしく迅速で危険だが、同時に人好きのするキャラクターなんだ」と、これまでのターミネーターシリーズには似つかわしくない特性を語る。ターミネーターと言えば、T-800や『ターミネーター2』に登場したT-1000など、笑顔を見せない無機質な雰囲気が特徴だが、確かに映像の中で時折見せる彼の優しい笑顔は、どうみても生身の人間にしか見えない。戦闘能力だけでなく、より人間の雰囲気を持った最強の敵を相手に、サラたちは如何に立ち向かうのか?

赤い眼光が更なる恐怖を煽るREV-9のアップが印象的なポスタービジュアルには、ショットガンを手に仁王立ちするサラ・コナーやT-800をはじめ、ダニーや彼女を守ろうとするグレースの姿が描かれた。炎の奥から迫りくるREV-9から、命を懸けてダニーを守ろうとする3人の決意がひしひしと伝わってくる。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
11月8日(金) 全国ロードショー
監督:ティム・ミラー
製作:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツネッガー リンダ・ハミルトン マッケンジー・デイヴィス ナタリア・レイエス ガブリエル・ルナ ディエゴ・ボネータ
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 一度は回避したと思われた人類滅亡の日“審判の日”。だが、その危機はまだ終わってはいなかった…。人類の命運を握る女性ダニー(ナタリア・レイエス)を守る謎の戦士グレース(マッケンジー・デイヴィス)と、女性の命を狙う凶悪に進化を遂げた最新型ターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)との壮絶な攻防。そして彼らの前に現れる、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)とT-800(アーノルド・シュワルツネッガー)。人類と地球の未来をかけた壮絶な戦いの火ぶたが、再び切って落とされる。

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