1990年より「漫画アクション」で連載が開始され来年2020年で30周年、さらに1992年にアニメが放送されて以来、長い間愛され続けている国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」。その大人気映画シリーズ28作目となる『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』が、2020年のゴールデンウィークに公開されることが決定し、特別映像がお披露目となった。
誰もが一度は思い描く「もしも自分の描いた絵が動きだしたら…」という夢。本作では、嵐を呼ぶ5歳児・野原しんのすけが、クレヨン1本を手に、そんな楽しい世界を描き出す。
特別映像には、光り輝く1本のクレヨンが存在する、遥か上空、逆さに浮く王国=ラクガキングダムが突如地上に迫り、人々が逃げ惑うなか、輝くクレヨンを手に全力でラクガキをするしんのすけの姿が。はたしてしんのすけの持っているクレヨンの力とは!?救いのヒーロー「ぶりぶりざえもん」が物語の鍵となるのか!?
監督を務めるのは、『ラブライブ!』「宝石の国」の京極尚彦。脚本は『婚前特急』『そこのみにて光輝く』の高田亮が担当する。
▼スタッフ コメント
■京極尚彦(監督)
2020年の監督を務めさせていただく事になりました!テレビシリーズの演出として以前から参加していたので、不思議とシリーズ初監督という実感はあまりないです。完成に向けて、自分もワクワクしながらスタッフ一同頑張っております。今作はタイトルにもある『クレヨン』が大きな事件を巻き起こします。空に浮かぶお城の正体とは…!?ぶりぶりざえもんも登場します!しんのすけとその仲間たちから生まれる新しい物語。どうぞお楽しみに!
■高田亮(脚本)
普段は実写の脚本を書いている私に、この依頼がきたときは正直驚きましたが、普段書けないような奇想天外な物語を書けるチャンスだとも思い、二つ返事で引き受けました。しんちゃんの予想のつかない言動に私自身も翻弄されながら、自由な発想が最も力を持つことを信じて書きました。観れば誰もが勇者になれる!
■近藤慶一(シンエイ動画/プロデューサー)
本作は新たに監督として京極尚彦さん、脚本に高田亮さんをお呼びしました!京極監督のキャラクターの魅力を最大限に引き出す演出は、5歳のしんちゃんにしっかり寄り添い、まるでしんちゃんが、自分の友達の様に思えてくる感覚で新しくも懐かしい気持ちにさせてくれます。高田さんの脚本には、先の読めない展開に読んでいていつも驚かされます。自由奔放なしんのすけが、こちらの意図とは違う動きをする事をご自身が楽しんで書かれている姿がとても印象的です。展開の読めない面白さの連続がしんちゃんと一緒に冒険している感覚でワクワクします。このお二人がタッグを組み「クレヨンしんちゃん」を描く!キャラクターに寄り添う京極監督の演出!高田さんの描く先の読めないハラハラドキドキな展開!この化学反応を是非とも劇場でごらんください!
『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』
2020年GW、全国東宝系にてロードショー
監督:京極尚彦
原作:臼井儀人(らくだ社)/「月刊まんがタウン」(双葉社)連載中/テレビ朝日系列で放送中
脚本:高田亮
声の出演:小林由美子 ならはしみき 森川智之 こおろぎさとみ 神谷浩史
©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020