第8回大学読書人大賞受賞作にして、読書メーター読みたい本ランキング第1位を獲得した、シリーズ累計発行部数85万部の河野裕による青春ミステリー小説を、主演に横浜流星、飯豊まりえを迎えて実写映画化する『いなくなれ、群青』が、9月6日より公開される。このほど、横浜演じる七草と飯豊演じる真辺のクラスメイト・堀役に扮する矢作穂香にフューチャーした特報映像がお披露目となった。
矢作穂香は、平穏な生活を望む悲観主義者・七草(横浜流星)や、誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女・真辺由宇(飯豊まりえ)とクラスメイトで、人と話すのが極端に苦手な、おとなしい女子・堀に扮する。特報映像では、唯一無二の世界観を切ないほどに美しい映像でつづる作品の中で、ひときわ存在感を示している。
■矢作穂香(堀役) コメント
堀という女の子は、今まで演じたことのないタイプの役柄でした。表には出さず、心の中でしっかりと思っている。とてもやりがいのある役でした。心はガラスみたいに脆く、丁寧に扱わないとダメだけど、その奥では人をとても想い愛している、そんな堀が大好きです。監督や役者の皆さんと、もっとこうしたらいいんじゃないかと、一緒に協力して作品を創り上げていた日々が、とても楽しかったです。堀の葛藤や想いを少しでも、感じていただけたら嬉しいです。
『いなくなれ、群青』
9月6日(金) 全国ロードショー
監督:柳明菜
原作:河野裕「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)
脚本:高野水登
音楽:神前暁
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
主題歌プロデューサー:小林武史
出演:横浜流星 飯豊まりえ 矢作穂香 松岡広大 松本妃代 中村里帆 伊藤ゆみ 片山萌美 君沢ユウキ 岩井拳士朗 黒羽麻璃央
配給:KADOKAWA エイベックス・ピクチャーズ
【ストーリー】 悲観主義の七草(横浜流星)と、理想主義の真辺由宇(飯豊まりえ)。根本から矛盾し合っている二人が、階段島で再会した。奇妙だけれど平和で安定した生活を送る住民たち。そんな彼らの日常は、真辺由宇の登場によって大きく動き始める。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎…。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
(C)河野裕/新潮社 (C) 2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会