2008年にインド・ムンバイの五つ星ホテルで起きた無差別同時多発テロでの人質たちの奇跡の脱出劇を描く、デヴ・パテル、アーミー・ハマー共演の映画『HOTEL MUMBAI』(原題)が、邦題『ホテル・ムンバイ』として、9月27日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
本作は、2008年にインドの商都ムンバイで起きたイスラム武装勢力による同時多発テロで、歴史あるタージマハル・パレス・ホテルに3日間閉じ込められた500人以上の宿泊客を救おうとしたホテルマンたちの知られざる物語を映画化。主演は、『スラムドッグ$ミリオネア』で主演デビューし、『LION/ライオン~25年目のただいま~』でアカデミー賞にノミネートされたデヴ・パテルが務め、インドの五つ星ホテルで、自らの命を危険にさらしてまで宿泊客を守ろうとする給仕役を熱演。また、『君の名前で僕を呼んで』、『ビリーブ 未来への大逆転』のアーミー・ハマーが、アメリカ人旅行客デヴィッド役として出演する。
監督は、これまで短編映画で世界的評価を得ているオーストラリア出身のアンソニー・マラス。本作が長編初監督作品ながらトロント国際映画祭に正式出品され、世界各国で映画賞を獲得、ヴァラエティ誌が選ぶ「2018年注目すべき映画監督10人」に選出された。
『ホテル・ムンバイ』
9月27日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督:アンソニー・マラス
出演:デヴ・パテル アーミー・ハマー ナザニン・ボニアディ アヌパム・カー ジェイソン・アイザックス
配給:ギャガ
【ストーリー】 2008年11月26日。インドの五つ星ホテルがテロリストに占拠される。人質は、500人の宿泊客と従業員。特殊部隊の到着は数日後。宿泊客を逃がすため、ホテルに残った従業員たち。部屋に取り残された赤ん坊を救うため、銃弾の中を行く父と母。これは“誇り”と“愛”を懸けた、3日間の脱出劇。極限の状況下で、人はこんなにも人を想えるのか…。
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