原作・十口了至、漫画・市丸いろはによる、2013年に「モーニング」にて連載されたコミックを、主演にKis-My-Ft2の北山宏光を迎えて映像化する連続ドラマ「ミリオンジョー」が、10月よりテレビ東京にて放送が開始されることが決定した。
千道社「週刊少年グローリー」編集部・呉井聡市(くれいそういち)は、最新巻の初版部数が500万部を超える国民的大ヒット漫画「ミリオンジョー」を担当しているが、やる気ナシ、作品への愛情ナシの二流編集者。「ミリオンジョー」を生み出すのは、変人の漫画家・真加田恒夫(まがたつねお)。ある日、連載中に突然、真加田が急死してしまう。熱狂的ファンが世界中にいる大人気作品「ミリオンジョー」を未完のまま終わらすことはできないと考えた呉井は、真加田が信頼していた作画チーフアシスタントの寺師良太を説得し、真加田が残した“創作ノート”を頼りに、連載の継続を試みる。
主人公・呉井聡市を演じるのは、Kis-My-Ft2の北山宏光。本作が、テレビ東京ドラマ初主演、初出演となる。北山演じる呉井は、学生の頃に漫画に救われ漫画家を目指し、千道社の新人漫画賞を受賞するもオリジナリティがないと評価され断念。千道社に就職して「週刊少年グローリー」の編集部に配属され、真加田の編集担当になる呉井だが、自分の才能のなさを認めたくないため、漫画家とは深い付き合いをしないようにしているキャラクターとなっている。
監督は、俳優の顔を持ちながら、『アリーキャット』など映画やドラマを数多く手掛ける榊英雄と、映画祭でグランプリなどの受賞経験がある「天 天和通りの快男児」の柴田啓佑、脚本は「ミス・シャーロック」の政池洋佑が担当する。また、本作は動画配信サービス「Paravi(パラビ)」にて配信が決定している。
▼キャスト&スタッフ コメント
■北山宏光(呉井聡市役)
Q:「ミリオンジョー」を読んだ感想をお聞かせ下さい。
読み始めたらなんだこの展開?と手が止まらなくなり、一気読みしました。登場人物の絵のタッチ感、形がありそうでないなんとも言えない感じを、果たして実写化した時にどのようになっていくのか、果たして自分はどのように演じられるかワクワクとドキドキしました。
Q:呉井聡市はどんな人物ですか?また、演じる上で役作りや、心がけようとしていることはありますか?
呉井は、漫画家の夢を諦めてしまった編集者です。夢を諦めてしまったからこそ、目の前の真加田の才能に目を向けず、逃げてしまっていました。ですが、真加田のあるきっかけで漫画への情熱が戻ってきます。その人が変わっていくさまをストーリーの中でどのように演じていくかポイントにしていきたいです。
Q:これから撮影が始まりますが、意気込みをお願いします。
観た人の心に何か残るような、また観た人が嫉妬するような作品にしていきたいです。そして、健康に気をつけて、作品への熱意と思いをぶつけられる現場にしたいです。
Q:このドラマの見どころ、そして視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
テレ東の連ドラ・初出演、初主演です!僕の事を知っている人も知らない人も作品に巻き込んで来週まで待てない!と言わせられるように頑張ります。一回観始めたらもう止まらないストーリーになっています。呉井が最後どうなっていくのか、見所満載です!是非観てくださいね!
■松本拓(テレビ東京プロデューサー)
「一度観出したら止まらない」月並みですが、このドラマは正にその言葉が当てはまると思います。個性的すぎる登場人物たちが、未だかつてないスリリングなサスペンスを繰り広げていきます。主演は主演映画等、俳優としても大活躍中の北山宏光さん。とても自然体でありながら、情熱的で、さらにはクレイジーさを心に宿す、呉井聡市というキャラクターをどう演じるか、今からとても楽しみです。テレビ東京が見られない方は是非Paraviで!このドラマは期待を裏切らないはずです。ご期待ください!
「ミリオンジョー」
10月より、テレビ東京にて放送スタート
毎週水曜 深夜1時35分~放送 ※2020年1月よりBSテレ東にて放送予定
動画配信サービス「Paravi」にて配信 ※配信開始タイミングや方法は後日発表
監督:榊英雄 柴田啓佑
原作:十口了至・市丸いろは「ミリオンジョー」(講談社モーニングKC刊)
脚本:政池洋佑
出演:北山宏光(Kis-My-Ft2)
【ストーリー】 千道社「週刊少年グローリー」編集部・呉井聡市(北山宏光)は、累計発行部数3億冊突破の国民的大ヒット漫画「ミリオンジョー」を担当するマンガ編集者。そして、グローリーで10年以上連載を続け、人気 No.1を走り続けるモンスター級のマンガ「ミリオンジョー」を生み出すのは漫画家の真加田恒夫。極度の人間嫌いで、対面できるのは呉井とチーフアシスタントの寺師のみという変人だ。呉井はたまたま真加田の担当になっただけのやる気も愛情もない編集担当だったが…。締め切り間際のある日、呉井の元に一本の電話が…。「し、心臓が痛い…うう…う…」真加田が締め切りを伸ばすために使う常套手段に呉井はそっけなく電話を切る。いよいよ、このままだと原稿が落ちてしまう、と呉井はしぶしぶ真加田の元に向かうが、そこで目にしたものは…。「死んでる…」もし、今日の電話で自分が駆け付けていたら真加田は助かったのではないか?「ミリオンジョー」が未完のまま終わってしまったら「週刊少年グローリー」はどうなる!?極限状態で呉井が出した驚愕の答えとは…。「『ミリオンジョー』のバトン…俺が受け取ります」次々に起こる想定外のピンチ!目の肥えたファンや長年「ミリオンジョー」を見てきた編集長や同僚たちを欺けるのか。もう、誰も信じられない…。真加田の“創作ノート”だけを頼りに「ミリオンジョー」を無事完結させる事ができるのか!?
©十口了至・市丸いろは/講談社