秋元真夏、齋藤飛鳥と桜井玲香の匂いが分かる「玲香はゴージャス、飛鳥は洗いたてのバスタオル」『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』初日舞台挨拶レポート

2011年の結成から着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長した乃木坂46。そんな彼女たちにとっての、前作『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』から4年ぶりとなるドキュメンタリー映画第2弾『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』が、7月5日に公開初日を迎えた。同日、TOHOシネマズ 日比谷にて行われた初日舞台挨拶に、乃木坂46メンバーの秋元真夏、齋藤飛鳥、桜井玲香、堀未央奈、与田祐希、岩下力監督が登壇した。

映画を観て印象に残っているシーンを聞かれたキャスト陣。「生田絵梨花ちゃんとのシーン」が印象に残っているという秋元は、「生田絵梨花ちゃんといえば、才色兼備で清楚なかわいい女の子というイメージなんですけど、この映画の中だとすごくカッコ良くて、かけてくれる言葉もすごくしっくりくる」そうで、映画を観終わった後に「私、いくちゃんと付き合ってるだっけ?みたいな」錯覚を起こしたという。さらに「メンバーの匂いが分かる」という秋元は、「玲香はゴージャス。飛鳥は洗いたてのバスタオル」の香りがすることを明かして、斎藤から「怖いな…(笑)」と引かれていた。

キャプテンという立場でメンバーを見つめてきた桜井。以前と比べてメンバーは「責任感が増した」そうで、「変われたからいろいろな経験ができていると思う」とコメント。そんな桜井に対して秋元が「円陣を組むときや、ライブの最後とか、大事な局面で玲香が言葉を残してくれるんですけど、正直、昔は心に刺さらなかった」と衝撃の告白。「嘘…!」と真顔で驚く桜井を尻目に、秋元は「でも、今はド直球でズーンと来るぐらい、本当にいい言葉を残してくれる」とフォローしたが、ショックが大きい桜井は「最初の言葉がダメージ強すぎて…、今日落ち込んで帰りそうです」と苦笑い。そんな桜井に齋藤が、「玲香ちゃんは、いつも最高、いつも素晴らしい顔面。歌もダンスも演技も全部できる。こんな人、いないですよ!? ゴージャスな香りもするし」と大絶賛したが、桜井は「あなた今まで褒めてくれたことないのに!」と納得いかない表情で詰め寄っていた。

齋藤は地元の成人式に参加するシーンについて、「同窓会に行ったという事実が欲しかった」とコメント。「どうしても一人だと行く勇気が出なくて、地元にも帰ってなかったので、怖いなあと思っていた」そうだが、この映画の撮影があることを知り、監督に同行してもらうことにしたという。「(同級生が)結構、話しかけてくれるんですけど、全然覚えてなくて…。ちょっとずつ後ずさりして、カメラの影に隠れて『私はちゃんと参加できてる』」と思っていたことを明かし、「とても貴重な良い経験をさせていただいた」と監督に感謝した。これに対して秋元は「飛鳥が同窓会に行くなんて。撮影だったとしても相当ビックリ」と驚いた表情を浮かべていた。

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『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』
7月5日(金)より全国ロードショー
監督:岩下力
企画:秋元康
出演:乃木坂46
配給:東宝映像事業部

【作品概要】 結成から7年目を迎えた2018年9月。22枚目のシングルの選抜発表の場で、エール西野七瀬の口から自身の卒業が明かされた。いつまでも変わらないと信じていた、しかしいつか失ってしまうとわかっていた、戸惑うメンバーたち。今は自らの予想をはるかに超える人会を獲得し巨大化したアイドルグループ、乃木坂46。その“うねり”の中にいる自分は、はたして何者なのだろうか?グループ活動と個人の活動との両立に邁進創痍になりながらも、卒業の二文字を決して口に出そうとしない者。メンバーと過ごす居心地の良さだけが、卒業しない理由だと語るもの。過去から逃げるようにグループへ入り、そして今、再び過去の自分と向き合うことを決心する者…。エースの卒業をきっかけに自分探しの度に出る少女たちの心の葛藤と成長をこれまでにない親密な距離感で、物語はつむがれていく。

©2019「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会