秋元真夏、齋藤飛鳥、高山一実ら、4年間で後輩も増え「よりメンバーとの関係性が密に」『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』完成披露上映会 レポート

2011年の結成から着実に実力と人気を蓄積し、いまや日本屈指のアイドルグループへと成長した乃木坂46。そんな彼女たちにとっての、前作『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』から4年ぶりとなるドキュメンタリー映画第2弾『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』が、7月5日より公開される。このほど、6月25日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成披露上映会が行われ、乃木坂46メンバーの秋元真夏、梅澤美波、齋藤飛鳥、高山一実、与田祐希、岩下力監督が登壇した。

前作から4年ぶりのドキュメンタリーとなる本作。4年間でのグループの変化について、1期生である秋元は「よりメンバーとの関係性が密になりました。グループの層の厚さが増したり、後輩との関係性が新たに生まれたので、乃木坂としての仲の良さが描かれている」とコメント。同じく1期生の高山は「アイドルになった喜び」が収められていた前作に比べて、「まさか一緒に活動しているメンバーが卒業していくなんて想像もしていなかった」とメンバーの卒業が大きな変化だったと言い、齋藤も「個人のことにフォーカスしていた」前作よりも「グループの良さ、みんなでいることの良さが前面に出ている気がしたので、同じドキュメンタリーでも全く違うものになるんだなと不思議な感覚でした」と語った。

前作公開時はグループ加入前だった3期生の梅澤と与田。「4年前は乃木坂46のファンだった」という梅澤は、「今度はグループの一員としてスクリーンに映っているというのが、人生何があるのかわからないなと身をもって思いました」と感慨に浸ったと明かした。4年前は中学生だったという与田は「第2弾の映画に携わることができて、本当に幸せだなと改めて感じました」と語り、「活動していく中でどんどん愛が深くなっていく、乃木坂のことが大好きになっていると常に思います」とグループ愛を伝えた。

グループの活動を記録するにあたり、高山は「裏側を映しているようで、カメラを向けられていることは本当にドキュメンタリーなのか」と悩んだようだが、岩下監督に「僕はただ、仲良くなりたいんです」という言葉をもらい、素を出せたとのこと。齋藤も「自然な会話の中でポロッと本音が出てしまったところを撮ってもらいました。むしろ監督との会話で『私はこう思っていたんだ』と気づくぐらい」と岩下監督がメンバーの素顔を引き出してくれたと述べた。

印象的なシーンは?という質問には、秋元はメンバーの生田絵梨花との二人のシーンを挙げ、「普段聞くことができないことを語っている部分があり、普段から仲がいいこともあって、そこが聞けたことが嬉しかった。映画が終わった後に、すぐにいくちゃん(生田)に『いくちゃーん!』と叫んでメールをしたぐらい恋しくなっちゃったので、注目して観ていただけたら」とコメント。高山は「エンドロールのあす(齋藤)が本を読んでいるところ。めっちゃかわいかった!」と齋藤をベタ褒めしていた。

最後に、齋藤が「卒業した西野(七瀬)も出てくるので、いなくなって去ってしまった西野ファンの皆さんにも観ていただきたいです(笑)」と呼びかけ、「過去を振りかえってもいいんだなと優しい気持ちになれたので、皆さんもほっこりした気持ちで帰っていただけたら」と作品をアピールしていた。

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『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』
7月5日(金)より全国ロードショー
監督:岩下力
企画:秋元康
出演:乃木坂46
配給:東宝映像事業部

【作品概要】 結成から7年目を迎えた2018年9月。22枚目のシングルの選抜発表の場で、エール西野七瀬の口から自身の卒業が明かされた。いつまでも変わらないと信じていた、しかしいつか失ってしまうとわかっていた、戸惑うメンバーたち。今は自らの予想をはるかに超える人会を獲得し巨大化したアイドルグループ、乃木坂46。その“うねり”の中にいる自分は、はたして何者なのだろうか?グループ活動と個人の活動との両立に邁進創痍になりながらも、卒業の二文字を決して口に出そうとしない者。メンバーと過ごす居心地の良さだけが、卒業しない理由だと語るもの。過去から逃げるようにグループへ入り、そして今、再び過去の自分と向き合うことを決心する者…。エースの卒業をきっかけに自分探しの度に出る少女たちの心の葛藤と成長をこれまでにない親密な距離感で、物語はつむがれていく。

©2019「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会