シリーズ第50作『男はつらいよ お帰り 寅さん』特報映像&ポスタービジュアル!シリーズ全作4K版BDも発売!

1969年8月27日に第1作が劇場公開された映画『男はつらいよ』シリーズ。そのシリーズ50作目となる吉岡秀隆主演の新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』が、第1作の公開から50周年を迎える本年の12月27日より公開となる。このほど、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。

1997年公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりの本作は、車寅次郎(渥美清)の甥・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を歩んできた二人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人たちの今が描かれる。

ポスタービジュアルに写るのは、帽子に腹巻、格子柄のダブルのジャケット、足は雪駄、手にはトランクを持つ、あの“寅さん”の姿。特報映像では、シリーズ歴代のポスターが次々と浮かびあがり、お馴染みキャストの“寅さん”を呼ぶ声が。そして、桑田佳祐による主題歌「男はつらいよ」のイントロが鳴り響く。第1作の公開から50年。その時代時代の記憶と共に、『男はつらいよ』が瞬く間に現代に蘇っていく。

また、シリーズ初となる4Kデジタル修復版ブルーレイの発売が決定した。12月25日に発売となる「復刻“寅んく” 4Kデジタル修復版ブルーレイ全巻ボックス(51枚組)【完全数量限定生産】」は、山田洋次監督が総合監修。寅さん愛用の鞄を模した特製トランクケースに、4Kデジタル修復版ブルーレイ全49巻の他、特典映像ディスク2枚、50周年記念グッズ、貴重な資料など盛りだくさんの内容となっている。価格は190,000円+税。単品4Kデジタル修復版ブルーレイ(各巻2,800円+税)も同時リリースされる。本日6月28日より予約開始。

『男はつらいよ お帰り 寅さん』
12月27日(金) 全国公開
監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
主題歌・出演:桑田佳祐
出演:倍賞千恵子 前田吟 吉岡秀隆 後藤久美子 夏木マリ 浅丘ルリ子 池脇千鶴 桜田ひより 橋爪功 小林稔侍 美保純 佐藤蛾次郎 北山雅康 笹野高史 濱田マリ カンニング竹山 出川哲朗 林家たま平 立川志らく 松野太紀 富田望生 倉島颯良 中澤準 田中壮太郎 渥美清
配給:松竹

【ストーリー】 物語は諏訪満男(吉岡秀隆)の妻の七回忌の法要から始まる。柴又の帝釈天の参道に昔あった「くるまや」の店舗は新しくカフェに生まれ変わり、その裏手に昔のままの住居がある。法事のあと、ひとしきり昔話に花が咲く。寅(渥美清)がマドンナを連れてくるたび、家中が大騒ぎだったことなど…あれからもう半世紀の歳月が流れたのだ。満男は、長い間サラリーマンをしていたがその合間に書いた小説が認められ小説家になっていた。そんなある日、満男の最新作の評判がよくサイン会をすることになる。ところがその列に並ぶ客の中に初恋の人、一度は結婚の約束までした女性、及川泉(後藤久美子)の姿を見て呆然となる。ヨーロッパで生活しているイズミは仕事で来日し、偶然サイン会に参加したのだった。イズミに再会した満男はサイン会もそこそこに「君に会わせたい人がいる」と小さなJAZZ喫茶にイズミを連れて行く。経営者の顔を見て驚くイズミ、それは20年以上前に奄美大島で会った寅の恋人のリリー(浅丘ルリ子)だった。懐かしい人たちとの再会、そして思い返す寅さんのこと。それは満男とイズミにあたたかい何かをもたらしていく。イズミはその夜「くるまや」を訪れることになるのだが…。

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