2018年にアルゼンチンでメガヒットを記録した、アルゼンチンの犯罪史で最も有名な連続殺人犯の少年カルリートスの美しくも儚い青春を描く映画『EL ANGEL』(原題)が、邦題『永遠に僕のもの』として、8月16日より公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルがお披露目となった。
1971年、ブエノスアイレス。幼いころから他人の持っている物を無性に欲しがったカルリートスは、思春期に入って窃盗が天職だと気づく。カルリートスは新しく入った学校でラモンという青年に魅了され、やがて二人はいとも簡単に殺人をするまでに発展、連続殺人へとエスカレートしていく。
主人公カルリートスのモデルとなったのは、17歳から相棒と手を組み、自分が望む全てのものを手に入れようと、窃盗、嘘を重ね、さらにはわずか数年で12名以上の殺人を犯し、当時の社会に衝撃を与えた実在の人物、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチ。その美しいビジュアルから「ブラック・エンジェル」「死の天使」と称され、犯罪とは程遠いように思えるその美貌でも大きな話題を集めた。
主人公カルリートスを、本作が銀幕デビューとなるアルゼンチンの新星ロレンソ・フェロが演じ、映画監督のペドロ・アルモドバルがプロデューサーとして参加。また、本作は第71回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」へ正式出品、さらに第91回アカデミー賞外国語映画賞アルゼンチン代表作品に選出された。
併せて、日本公開を記念して、主演のロレンソ・フェロの初来日も決定。6月下旬にジャパンプレミアの開催も予定している。
『永遠に僕のもの』
8月16日(金)より、渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
監督:ルイス・オルデガ
プロデュース:ペドロ・アルモドバル アグスティン・アルモドバル ハビエル・ブリア
出演:ロレンソ・フェロ チノダリン ダニエル・ファネゴ セシリア・ロス
配給:ギャガ
【ストーリー】 1971年、ブエノスアイレス。幼いころから他人の持っている物を無性に欲しがったカルリートス(ロレンソ・フェロ)は思春期に入って、窃盗が天職だと気づく。カルリートスは新しく入った学校でラモン(チノ・タリン)という青年に出会い、一瞬にして魅了される。そしてラモンの気を惹こうとこれ見よがしな態度をとる。やがて二人はいとも簡単に殺人をするまでに発展し、連続殺人へとエスカレートしていく…。
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