『怪盗グルー』シリーズ 、『SING/シング』を生み出した、イルミネーション・エンターテインメントの大人気シリーズ『ペット』の続編『ペット2』が、7月26日より公開される。このほど、日本語吹替キャストとして、内藤剛志、伊藤沙莉が出演することが決定した。併せて、日本語吹替版予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。
ペットたちの裏側の日常をユーモラスに描いた『ペット』。続編となる本作でも、お行儀よく留守番できないペットたちが、飼い主がいない間に大騒動を巻き起こす。日本語吹替版には、主人公マックス役を設楽統(バナナマン)、相棒デューク役を日村勇紀(バナナマン)、2匹の飼い主ケイティ役を佐藤栞里、太った猫クロエ役を永作博美、ポメラニアンのギジェット役を沢城みゆき、悪役からヒーローへと転身したうさぎのスノーボール役を中尾隆聖、陽気なモルモット・ノーマン役を梶裕貴が続投。さらに、ペットたちの前に立ちはだかる悪徳サーカス団長セルゲイを宮野真守が演じる。
日本語吹替を務める内藤はイルミネーション作品に初参加、伊藤は声優初挑戦となる。内藤が演じるのは、ケイティ一家が訪れる牧場で農場犬のリーダーで、のちにマックスの成長のカギを握る“ルースター”。元気でパワフルなお馴染みのペットたちとは一味違った堂々と威厳のあるキャラクターで、本国ではハリソン・フォードが初めて吹替を務めることでも話題となっているが、内藤の落ち着いた渋い声で、どのように息吹が吹き込まれるのか要注目だ。
本作が念願の吹き替え初挑戦となる伊藤が演じるのは、悪徳サーカス団のセルゲイが狙うホワイトタイガーを救うべく、キャプテン・スノーボールに助けを求めるキュートなシーズーの“デイジー”。見た目の可愛さだけでなく、内面に正義感とたくましさが詰まった魅力的なキャラクターを、個性的なハスキーボイスを巧みに活かしながら演じる。
予告編では、飼い主ケイティのもとにリアムという名の新たな家族が誕生し、マックスの穏やかな生活に異変が。リフレッシュのために旅行へ出た田舎町では、ニューヨークの街並みと異なる世界が広がり動揺を覚えるマックスだが、農場犬のリーダーのルースターに出会うことで一歩を踏み出す。一方、ヒーローへと姿を変えたキャプテン・スノーボールは、デイジーとともにホワイトタイガーを救う極秘のミッションを遂行、猫と化したギジェットは本物の“ネコ軍団”を引き連れるなど、何かに挑戦するために立ち上がるペットたちの姿が描かれている。
日本語吹替版キャスト コメント
■内藤剛志(ルースター役)
Q:今回のオファーが来た時の心境を教えてください。
常々、アテレコも俳優の大事な仕事の1つだと思っています。何度か経験はあるのですが、もっとチャレンジしてみたいと思っていたので、素晴らしいチャンスを頂けたと、とても嬉しかったです。
Q:実際に本作を観ていかがでしたか?
前作はマックスとデュークの出会いから始まり、登場人物たちが力を合わせて何かを成すことの素晴らしさ、『仲間』が『友』にそして『親友』になるまでの『友情』についてのストーリーでした。本作は、マックスはもちろんのこと、登場するペットたち全員が、さらに成長していくストーリーだと思います。ご覧になる皆様も見終わった後『映画が始まる前の自分と少し何かが変わった』と思っていただけるような気がします。『成長して手に入れたもの』は『勇気』だと思います。
Q:はじめての完全な動物キャラクターの吹き替えだったかと思いますが、いかがでしたか。人物を演じるときの違いなどはありますか。
『人間もペットも同じ心を持っている』と言う前提でやらせていただきました。この作品に限っては『人間』『動物』の違いは、ないと思います。
Q:ルースターを演じてみていかがでしたか?ルースターというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
男らしく、無口で、力も強く、優しく、自分のルールを持って生きている。そして少しセンチメンタル。最高にかっこいいキャラクターです。かなり照れましたが、その気になって楽しくやらせていただきました。
Q:役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
演出サイドからルースターはオリジナルでは『カウボーイのような存在』、日本語版では『サムライのイメージ』とのオーダーがありました。そのことを頭に置きながら、オリジナルのハリソン・フォードさんの英語のセリフを何度も何度も聞きました。
Q:内藤さんは猫好きとしても有名ですが、ペット飼い主目線で見た本作の魅力を教えてください。
なんといっても、『飼い主ではなく動物の方が主役だ』と言う点だと思います。むしろ彼らを中心に世界が動く。『飼い主がペットを支配するのではなく、共に生きていく』それを感じさせるのが本作の魅力だと思います。
Q:楽しみにしている観客のみなさんへメッセージをお願いします。
動物好きの方々の最大の夢は『彼らと話がしたい!』と言うことではないでしょうか。この作品はその夢を少し叶えてくれます。彼らの話すことに耳を傾け、彼らと一緒に素晴らしい冒険に出かけましょう!!
■伊藤沙莉(デイジー役)
Q:今回のオファーが来た時の心境を教えてください。
声のお仕事をするのが夢の1つで、それが叶うだけでなくお客さんとして観ていた大好きな作品で実現したんだ、と本当に幸せでした。
Q:実際に『ペット2』を観ていかがでしたか?
飼い主がいない時のペットがこんな風に過ごしてると思うと、面白いけど少しハラハラします(笑)。でもとても夢があるし、特に2は成長物語に仕上がっていたのでとても感動しました。
Q:本作で一番印象に残っているシーンはどこですか?
ネタバレしていいのかわからないのでネコ好きなお婆さんが…ということだけ言っておきます(笑)。
Q:デイジーを演じてみていかがでしたか?デイジーというキャラクターの印象や好きなところがあれば教えてください。
初めてのアニメーションがデイジーで本当に良かったと心から言えます。本当に楽しかったです。見た目があまりに可愛いので最初はちょっと…大丈夫かな…この声だしな…っていうのが正直あったのですが(笑)。そんなの気にしてられないくらい逞しくてカッコいい子でした。ギャップ女子の極みです(笑)。
Q:役を演じるにあたり、事前に準備したことや心掛けたことはありますか?
たまたま声優さんにお会いする機会があって緊張している旨をお伝えしたところ、無理に声を作ったり、大袈裟にやることはなく、自分らしく声に全てを乗せる、というつもりでやれば大丈夫とのことでしたので、とにかく楽しもう、と思って臨みました。
Q:本作はペットの世界が描かれますが、もしご自身をペットに例えるとしたら、どんなペットだと思いますか。
犬と猫のハーフみたいな感じだと思います(笑)。気分屋ですが結構まとわりつく、本当にハーフな感じです(笑)。
Q:楽しみにしている観客のみなさんへメッセージをお願いします。
たくさん笑えてグッとくる本当にあったかいお話だと思います。老若男女問わず楽しめる素敵な作品です。是非、劇場で驚かされ、癒されてください。
『ペット2』
7月26日(金)全国公開
監督:クリス・ルノー
脚本:ブライアン・リンチ
日本語吹替版キャスト:設楽統(バナナマン) 日村勇紀(バナナマン) 佐藤栞里 永作博美 宮野真守 梶裕貴 内藤剛志 伊藤沙莉
配給:東宝東和
©Universal Studios.