料理男子コミックとして人気を博すオトクニによる同名漫画を、連続ドラマ化に続き、黒羽麻璃央を主演に迎えて実写映画化する『広告会社、男子寮のおかずくん』が7月12日より公開される。このほど、6月2日に有楽町・よみうりホールにて完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの黒羽麻璃央、崎山つばさ、小林且弥、大山真志、三原光尋監督が登壇した。
【本イベントの模様は後日全文掲載する予定です】
本作のオープニング曲「TGIF」を歌うDEVIL NO IDによるパワフルなパフォーマンスでスタートした本イベント。主人公で広告会社の若手営業“おかずくん”こと西尾和役を演じた主演の黒羽は「どうも、バンドを組みました(笑)」と劇中とは異なるキャストの風貌をいじりつつ、集まった観客へ挨拶。続いて小林も「ベースを担当しました」、大山も「ドラムを担当してます」、三原監督も「縦笛担当の三原です」とジョークを交えた挨拶で会場の爆笑を誘った。
連続ドラマの放送後、劇場版となる本作が公開するということで、黒羽は「ドラマ版もたくさんの方に観ていただいて、愛をいただきました」と感謝の気持ちを伝え、「ハードなスケジュールではありましたが、疲れた体を撮影の食事のシーンで栄養を取り、日々楽しくやらせていただきました」とコメント。おかずくんの同期・東良啓介役を演じた崎山は「まだおいしいご飯が食べられるんだって、嬉しく思いました(笑)」と映画化決定を喜んだと語った。
劇場版では江ノ島を舞台に、“幸せな広告を作る”ことが夢というおかずくんが仕事に奮闘する姿が描かれることにちなみ、自分の今の夢は?という質問も。黒羽は「今回、おかずくんたちは江ノ島に行ったんですけど、次はアジアに。料理があるところにはどこでも行きますから!」と続編への意欲を見せる。小林が「おかずくん in ハワイ?」と提案すると、キャストたちは「いいですねぇ~!」とノリノリ。黒羽は「可能性が無限大に広がる作品ですし、これだけで終わりではなく、またこのメンバーで、プラス誰かが増えたり、そういった意味で広がっていくのは今の夢の一つかな」と本作への想いを語った。
崎山は「野球選手。まだ諦めてなくて」と明かし、「(俳優と)二刀流で。パイオニアになるべく頑張ります!」とコメント。一方で、小林は「夢、ないんですよね~。お仕事をやらせてもらっていて、これが続いていけばいいな」と控えめに発言したが、「あ!『刀剣乱舞』に出たいです!!」と、黒羽と崎山が出演する人気作に参加を希望し、会場からは大歓声が。大山も「俺も言っておこう。『刀剣乱舞』に出たいです(笑)」と続け、会場はさらに盛り上がった。
イベントの最後にはファンへのプレゼント抽選会を実施。夢がプロ野球選手という崎山が、当選者発表のくじ引きでドラフト会議を再現し、球団名と自身の名前を発表すると、歓声を浴びるという場面も。当選した観客へは、サイン入りポスター、原作本、CDが贈られた。
【本イベントの模様は後日全文掲載する予定です】
『広告会社、男子寮のおかずくん』
7月12日(金)より、シネマート新宿ほか全国公開
監督:三原光尋
原作:オトクニ(クロフネコミックス・リブレ刊)
脚本:金杉弘子
音楽:MOKU
主題歌:LUV K RAFT「真夏のファンタスティックボーイ」
出演:黒羽麻璃央 崎山つばさ 小林且弥 大山真志 逢沢りな 田中要次
配給:バップ
【ストーリー】 ミナト広告会社で働き、社員男子寮に入居している西尾(黒羽麻璃央)、東良(崎山つばさ)、北(小林且弥)、南卿(大山真志)の4人は、クセのあるクライアントに悩まされながらも、“幸せな広告を作るため”お仕事にまっしぐら。ライバルの電報社からコンペで勝ち取った「江ノ島グルメ協会」からの新プロジェクトは、未だ広告に掲載されたことのない店舗紹介を求められる江ノ島グルメタウン誌制作だった。仕事に行き詰っていたおかずくんに、江ノ島出身の東良が、高校の先輩・中野美夏(逢沢りな)の父・中野友和(田中要次)がオーナーでシェフを務めるイタリアンレストランを紹介する。絶品ペスカトーレを口にしたおかずくんは、タウン誌への掲載を依頼するがお店から追い出されてしまう。入社3年目の夏に直面する、“広告”の理想をシビアな現実の行方はいかに。1週間の疲れを癒すため、毎週金曜に晩ごはんを持ち寄る「ハナキン持ち寄りごはん会」も必見。
©オトクニ/libre 2018 ©「広告会社、男子寮のおかずくん」製作委員会