東野圭吾のベストセラー小説を、玉森裕太（Kis-My-Ft2）、吉岡里帆、染谷将太共演で映画化する『パラレルワールド・ラブストーリー』が、5月31日に公開初日を迎えた。このほど、6月1日に丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が行われ、キャストの玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太、森義隆監督が登壇した。
初日を迎えた玉森は、「ずっと、この時を待っていましたので、『やっとか…』という気持ち。いろいろな方に観ていただきたいので、まだまだ宣伝を頑張ります」と挨拶。撮影時を振り返り、楽しかったエピソーを聞かれると、「公園の大きな滑り台で、監督が誰よりも一番楽しそうに滑っている姿は衝撃（笑）」だったそうで、監督から「実は後日、家族を連れてあの公園に行った」ことが明かされると、玉森は「そうとう気に入ってたんですね（笑）」と笑顔で返した。
同じ質問に吉岡は、玉森がバラエティ番組に出演しているのを観たそうで、「キャイ～ンのウドさんと、たぬきのコスプレをしている玉森さんを観た。同じ人だとは思えなくて（笑）。微笑ましすぎて、温かい気持ちになった」と述べると、玉森は「めっちゃ楽しんでやってました」と笑顔で返した。
本作の内容にちなみ、最近解けないでいる謎は？という質問が。染谷は「半年に一回ぐらい、右足を捻挫する。それが謎です」とコメント。玉森は「家で物をなくしたくせに、絶対に見つからない」ことが不思議なようで、最近は「スリッパをなくして。家にあることは分かっているんですが見つからず、結局デニムの上にありました（笑）」と保護色で見つけづらかったことを明かして、会場を笑わせていた。
ラストに原作者の東野圭吾からの手紙がサプライズで読まれると、驚いた表情を浮かべた玉森は「本当に知らなかったんですけど！？ 本当に嬉しい。光栄です！」と感激した様子だった。
『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日（金） 全国ロードショー
監督：森義隆
原作：東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」（講談社文庫）
脚本：一雫ライオン
音楽：安川午朗
主題歌：宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」（Epic Records Japan）
出演：玉森裕太 吉岡里帆 染谷将太 筒井道隆 美村里江 清水尋也 水間ロン 石田ニコル 田口トモロヲ
配給：松竹
【ストーリー】 ある日突然、崇史（玉森裕太）が迷い込んだ二つの世界。一つの世界では、愛する麻由子（吉岡里帆）と自分が恋人同士。しかし、もう一つの世界では麻由子が親友・智彦（染谷将太）の恋人に…。混乱する崇史の前に現れる、二つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界の中で、真実にたどりつけるのか？
©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 ©東野圭吾／講談社
