望月歩、文晟豪監督よりコメント&場面写真「NEW CINEMA PROJECT」第1回グランプリ受賞作『五億円のじんせい』

さまざまな形でエンターテインメントを発信してきたGYAOとアミューズが、今後の次世代を担う新たな才能の発掘を目指し、オリジナル映画の企画、出演者、ミュージシャンをオーディションで選出しながら作品を完成させるという挑戦的な取り組み「NEW CINEMA PROJECT」。本プロジェクトにて、約400本の応募の中から第1回グランプリを受賞した、蛭田直美脚本、文晟豪(ムン・ソンホ)監督のコンビによる『五億円のじんせい』が、7月20日より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となり、併せて、主演の望月歩と文晟豪監督よりコメントが寄せられた。

高月望来は、幼い頃に善意の募金5億円により心臓手術に成功し、命を救われた。健康に成長し17歳になった望来は、5億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミに晒される窮屈な青春を送っていた。ある日、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言したところ、見知らぬアカウントから「死ぬなら5億円返してから死ね」というメッセージが届く。夏休み、望来は家を飛び出し、5億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。そして、様々な人と出会い、事件に巻き込まれながら、思わぬ発見が彼を待っていた。

■望月歩(高月望来役) コメント
(初めての主演は)楽しさとプレッシャーの両方がありました。監督とは自分の考えを話して、質問して、監督の考えを聞いて一緒に役を作っていきました。その中で印象的だった言葉は「ラブリー」です。「こう動いたらラブリーに見えるよね」みたいな。今まで「ラブリー」という言葉を口にしたことがなかったので照れくささもありつつ、「ラブリーとはこういうもの」というイメージもなかったので、監督の求める「ラブリー」を理解できた感じです。監督はいつも楽しそうで、ワクワクが伝わってくるし、一緒に作っているなとすごく感じて、「この人の気持ちに応えたい」という気持ちになりました。本当の自分を出せていない人や、今の自分から変わりたいと思っている人が、望来の変化や成長を見て、勇気を持ってくれたらいいなと思います。

■文晟豪(監督) コメント
高校生らしい危うさと瑞々しさを持った人を!同年代で役にシンパシーを感じてくれる人を!そんな人を探していました。望月歩さんにはそれがありました。とても魅力的な望月さんも、等身大ということを考えると、一年違えば巡り合っていなかったかもしれません。見事に演じきってくれた望月さんに感謝です。

『五億円のじんせい』
7月20日(土)よりユーロスペース他にて全国順次公開
監督:文晟豪(ムン・ソンホ)
脚本:蛭田直美
主題歌:ZAO「みらい」
出演:望月歩 山田杏奈 森岡龍 松尾諭 芦那すみれ 吉岡睦雄 兵頭功海 小林ひかり 水澤紳吾 諏訪太朗 江本純子 坂口涼太郎 平田満 西田尚美
配給:NEW CINEMA PROJECT

【ストーリー】 幼い頃、善意の募金5億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年・高月望来(望月歩)。健康に成長し17歳になった望来は、5億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミに晒される窮屈な青春を送っていた。ある日、とある出来事をきっかけにSNSで自殺を宣言したところ、見知らぬアカウントから「死ぬなら5億円返してから死ね」というメッセージが届く。夏休み、望来は家を飛び出し、5億円の“借金”を返して自由になるための旅に出る。そして、様々な人と出会い、事件に巻き込まれながら、思わぬ発見が彼を待っていた。

©2019 『五億円のじんせい』NEW CINEMA PROJECT