渋川清彦、共演犬にメロメロ「続編があったらやりたい」『柴公園』完成披露上映会レポート

柴犬を連れた中年男性3人が街の公園で壮大な無駄話を繰り広げる、渋川清彦主演、大西信満、ドロンズ石本共演で贈る映画『柴公園』が6月14日より公開される。このほど、5月24日にイオンシネマ シアタス調布にて完成披露上映会が開催され、渋川清彦、ドロンズ石本、水野勝(BOYS AND MEN)、綾部真弥監督が登壇した。

初めに渋川が「こんばんわん」とにこやかに挨拶すると、石本が「前(のイベント)でもやったんですけど、意外とみんな、リアクションが少ないですね(笑)」と苦笑い。撮影でのエピソードを聞かれると、あたるパパ役の渋川は「セリフが大変だった」とポツリ。続けて大西も「大変でした」と言葉少なげに述べると、石本が「現場でもこんな感じでした(笑)」と優しくフォローした。

「ほぼ謎俳優」という立ち位置で本作に登場しているという水野。「大事な役で。ほとんど言えることはない」と言いつつも、「ドラマ版のファンからは“出る出る詐欺”と言われて(笑)。『いつ出てくるんですか?』と言われていたんですが、いよいよ!」と目を輝かせた。

ドラマ版でそれぞれの愛犬が画面に何秒映っているか計測したそうで、「1位は201秒で、あたるくん」と発表されると、「そりゃそうだよ!主人公だもん!」と、さちこパパ役の石本が苦言。水野の出演秒数も測ったそうで、「19秒」という驚きの結果が発表されると、水野は「少ない!名古屋から来てるのに…」とボヤいて会場を爆笑させた。

最後には、それぞれの愛犬が登場し、全員でフォトセッション。挨拶を任された渋川は「あたるのすごいイイ表情があるので、お楽しみください」と共演犬にメロメロの様子で、「続編とかあったら、やってみたいなあと思ってるので、応援よろしくお願いします」とにこやかに話していた。

【フォトギャラリーはコチラ】

映画『柴公園』
6月14日(金)より全国のイオンシネマ・シネマート新宿ほか公開
監督:綾部真弥
製作総指揮:吉田尚剛
企画・脚本:永森裕二
出演:渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 松本若菜 山下真司 寺田農 佐藤二朗
配給:AMGエンタテインメント

【ストーリー】 ある街の公園。柴犬を連れてやって来る3人のおっさん、あたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)は、日々壮大な無駄話を繰り広げていた。ある日、3人の中で唯一独身のあたるパパに恋の予感が。相手は真っ白な柴犬・ポチを連れたポチママ(桜井ユキ)!?もどかしいふたりを応援するじっちゃんパパとさちこパパだったが、あたるパパが謎のイケメン(水野勝)と密会しているのを目撃。イケメンの正体を探るべく、聞き込み調査をするふたりだが、さっぱり要領を得ない。一方、豆柴の一郎をあたるパパに預けていた中年ニートの芝二郎(佐藤二朗)が、そろそろ一郎を返して欲しいとあたるパパに連絡をしてくる…。

(C)2019「柴公園」製作委員会