『アメリカン・アニマルズ』(5月17日公開)、『X-MEN』シリーズのエヴァン・ピーターズ主演、アル・パチーノ共演で贈る『The Pirates of Somalia』(原題)が、邦題『ボーダーライン:ソマリア・ウォー』として、7月5日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。
原作はジェイ・バハダーの自伝本「The Pirates of Somalia: Inside Their Hidden World」。トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップス』の基になった“マースク・アラバマ号事件”(ソマリア沖の海賊によるアメリカ合衆国の貨物船船長拉致事件)でソマリアの海賊に注目が集まり、当該事件の前にジャーナリストとしてソマリア取材を行ったジェイ・バハダーの手記が、6年の時を経て映画化された。
ジェイ・バハダー本人役を、『X-MEN』シリーズのクイック・シルバー役で知られ、『アメリカン・アニマルズ』で主演を務めるなど実力派俳優として注目が集まるエヴァン・ピーターズが、風貌や体重の変化を含め見事に演じる。彼をソマリアに向かわせるきっかけを作る伝説のジャーナリスト役には、『ゴッド・ファーザー』シリーズのアル・パチーノ。このほか、現地のガイドとして『キャプテン・フィリップス』のバーカッド・アブディ、母親役に『ワーキング・ガール』のメラニー・グリフィスら、豪華俳優陣が脇を固める。
『ボーダーライン:ソマリア・ウォー』
7月5日(金)より、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー
監督:ブライアン・バックリー
原作:ジェイ・バハダー「The Pirates of Somalia: Inside Their Hidden World」
出演:エヴァン・ピーターズ アル・パチーノ メラニー・グリフィス バーカッド・アブディ
配給:ファインフィルムズ
【ストーリー】 2008年、ジャーナリスト志望ながらスーパーマーケットを回って市場調査の日々を過ごすジェイ・バハダー(エヴァン・ピーターズ)。ある日、偶然出会った伝説のジャーナリスト、シーモア・トルビン(アル・パチーノ)に刺激され、ジャーナリストとして功績を残すべく、海賊がはびこるソマリアの現地取材に向かう。通訳兼案内役のアブディ(バーカッド・アブディ)と合流し、海賊やギャングへの取材を始める。危険を顧みない現地での取材の傍ら、自らの功績のため執筆に励むジェイ。外国人ジャーナリストとして明日の命も知れぬソマリアでの生活の中で、唯一無二の使命感が芽生え始めるが、それは彼をさらなる危険へと誘うのだった…。
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