時価12億円のヴィンテージ本を狙う強盗事件の実話を映画化『アメリカン・アニマルズ』5月公開!

ドキュメンタリー映画『The Imposter』で第66回英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞したバート・レイトンの長編ドラマ初監督作品で、エヴァン・ピーターズが主演を務める『American Animals』(原題)が、邦題『アメリカン・アニマルズ』として5月17日より公開されることが決定した。併せて、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

時価12億円のヴィンテージ本を狙った、実際に起こった前代未聞の強盗事件を描いた本作。退屈な大学生活を送るウォーレンとスペンサーは、大学図書館に時価1200万ドルを超える画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知る。「その本が手に入れば、莫大な金で俺たちの人生は最高になる」と確信した2人は、大学の友人を巻き込み、犯罪映画を参考に強盗計画を立て始める。

衝撃の実話の映画化を手掛けたのは、ドキュメンタリー映画『The Imposter』で第66回英国アカデミー賞最優秀デビュー賞を受賞し、長編ドラマとしては本作が初監督作品となるバート・レイトン。事件を起こした本人たちを劇中に登場させ、ドキュメンタリーとドラマのハイブリッドにスタイリッシュな映像と音楽を盛りこみ、センセーショナルな作品を誕生させた。そして、このかつてない物語に『X-MEN』のエヴァン・ピーターズや『ダンケルク』『聖なる鹿殺し』のバリー・コーガンなど、実力派若手俳優たちが挑む。

ポスタービジュアルでは、彼らが狙うオーデュボンの傑作画集「アメリカの鳥類」の絵をモチーフに、『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』など往年のクライム映画に影響を受けた主人公たちが、特殊メイクで老人に扮し強盗を企む様子を表現。オーデュボンは生きた鳥を観察し続けた野鳥画家で、畳半畳ほどの大きさの紙435枚すべてに実物大の鳥を描いた。1838年頃に出版された画集は、今や時価12億円を超えるヴィンテージ本として保管されている。

『アメリカン・アニマルズ』
5月17日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:バート・レイトン
出演:エヴァン・ピーターズ バリー・コーガン ブレイク・ジェナー ジャレッド・アブラハムソン
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 アメリカ・ケンタッキー州で退屈な大学生活を送るウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)は、自分が周りの人間と何一つ変わらない普通の大人になりかけていることを感じていた。そんなある日、2人は大学図書館に時価1200万ドル(およそ12億円相当)を超える画集「アメリカの鳥類」が保管されていることを知る。「その本が手に入れば、莫大な金で俺たちの人生は最高になる」そう確信したウォーレンとスペンサーは、大学の友人エリック(ジャレッド・アブラハムソン)とチャズ(ブレイク・ジェナー)に声をかける。『スナッチ』『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』などの犯罪映画を参考に作戦を練ることにした4人は、特殊メイクで老人に扮し図書館に乗り込む計画を立てる。来たる決行日、老人の姿に変装した4人は図書館へと足を踏み入れる―。そこで彼らを待ち受ける運命とは?この前代未聞の強盗の結末は?

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