米ワーナーは11月30日、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が、全米公開から2週目の11月29日に世界興収5億ドル（約550億円）を突破したと発表した。その内訳は、米国内で1億6100万ドル、海外で3億4400万ドル、トータルで5億500万ドルに達した。Deadlineほか米メディアが伝えている。
ボックスオフィス（興行成績）のアナリストは当初、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が完成したとき、最終的に世界中で7億5000万ドルから7億7500万ドルの興行収入になるだろうと予想していた。米国内では感謝祭の週末5日間で6600万ドル、海外での2週目は中国（4100万ドル）と日本（1560万ドル）で好調な成績を残している。
「私たちはこの新作の成功に興奮しています。そしてこれは新しいシリーズの始まりです」とワーナーの役員はコメントした。「J・K・ローリングは、世界中どこででも批評家と観客の両方を納得させ、時代を超えたテーマに夢中になる物語『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』を作り上げました。私たちは彼女を、監督のデヴィッド・イェーツを、そしてすばらしいキャストと映画に携わったすべての人々を、この偉大な記念日に祝福したいと思います」と語った。
