清原翔、執事の所作に苦戦!?King & Prince 永瀬廉 × 神宮寺勇太『うちの執事が言うことには』

高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、4月22日=“執事の日”を記念して、清原翔演じる執事・衣更月蒼馬の仕事姿を捉えたカットがお披露目となった。

本作は、名門・烏丸(からすま)家の若き当主と仏頂面の執事が難事件に挑むミステリー。名門・烏丸家の当主となった花穎(永瀬廉)は、頭脳明晰で色彩に関して特別な能力を備えている。留学先から戻った花穎は、新しい執事だという衣更月蒼馬(清原翔)と不本意ながらも主従関係を結ぶ羽目になり、二人は芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれてしまう。

“執事”とは、上流階級の資産家や政府要人に仕え、使用人を統括し、家政の管理、資産の管理などを行う人のことを指す。英国が発祥の職業で、英語では「バトラー(butler)」といい、語源は古いフランス語の「bouteiller(お酒の係り)」と言われている。主な仕事内容は、邸宅の掃除や食事の支度、主人の身の回りの用意や来客対応、屋敷や土地、食器、美術品などの資産管理、メイドや運転手の手配、子供の教育、旅行の同行、服のコーディネートなど多岐にわたる。

劇中でも、永瀬演じる若き当主・花穎に仕えることになった、清原演じる仏頂面の新米執事・衣更月蒼馬が、気が合わないながらも食事の準備、絵画の管理、使用人たちを統括し、ときには、烏丸家の使用人の一員として、花穎が“番犬”を命じた子犬のペロの指導まで任される。

清原は、クランクイン前から永瀬と共に、本作で執事監修を務めた日本バトラー&コンシェルジェ株式会社 代表取締役の新井直之に所作指導を受け、「撮影前に、実際に執事を指導されている方に所作やマナーを教わって練習しました。まずはシンプルに背筋を伸ばして姿勢をよくする事。お辞儀も色々教えてもらいました。お辞儀って、その時々によって角度が違うもので、例えば、日常の挨拶のお辞儀は浅めに、最敬礼の時には45度。でも、確実に45度よりは深くお辞儀をしないといけないのです。お辞儀ひとつとっても色々あるんだと思いました」とコメント。さらに「撮影中ティーポットを持ってカップに注ぐということが難しかったのを覚えています。意外とティーポットって重いんです。その他に執事は自分が動いている時には言葉を発してはいけないというルールがあるのですが、映画の中で、衣更月は結構動いているのにセリフがあったりして、このルールを忠実に守って演じると、変な間が生まれたりして。『この間はどうしたらいいのだろうか?』と現場で戸惑う瞬間がありました。姿勢を直したり、作法を習ったりと大変でしたが、今まで演じたことがない役柄に挑戦できて光栄でした」と所作に苦戦しつつも衣更月を演じきったことを振り返った。

『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映

【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。

©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会