玉森裕太、緊張感ある現場で鼻血!「熱が上がりすぎたのか、いろいろ考えていたら…」『パラレルワールド・ラブストーリー』完成披露舞台挨拶 レポート

東野圭吾のベストセラー小説を、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、吉岡里帆、染谷将太共演で映画化する『パラレルワールド・ラブストーリー』が、5月31日より公開される。このほど、4月16日に丸の内ピカデリーにて完成披露舞台挨拶が行われ、キャストの玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、石田ニコル、田口トモロヲ、森義隆監督が登壇した。

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大盛り上がりとなったレッドカーペットセレモニー後、完成披露試写会上映前に登場したキャスト陣と監督。二つの異なる世界に迷い込む青年・崇史を演じた玉森は、「ずっと緊張感のある現場で、笑いとかにこやかな空気ではなかった」と撮影時を振り返りつつ、「大きい滑り台があって、監督が楽しそうに遊んでいる姿を見た時、すごく僕の心が一瞬穏やかになれて、記憶に残っています」と楽しかった思い出も披露。パラレルワールドを行き来する役どころについては、「自分には経験がないことですし、役作りというのも苦労しました。監督からもいっぱいアドバイスをいただいて、現場に挑ませてもらいました」と語った。

二つの世界で異なる存在である麻由子を演じた吉岡も「監督がドSすぎる!こんな現場あるのかというぐらい、味わったことがないぐらいストイックな現場だった」とコメント。撮影時の思い出について、「玉森さんが染谷さんとの大事なシーンで鼻血を出されたと聞いて。(役に)入り込んで、追い込まれすぎて出た鼻血なのかな」と明かすと、玉森は「自分も熱が上がりすぎたのか、いろいろ考えていたら、鼻血がたらーんと垂れてきた」と説明し、会場の観客を驚かせていた。

崇史の親友・智彦役の染谷も「緊張感がある現場だった」とコメントしつつ、「玉森さんと吉岡さんと一緒にいる時間が長かったんですけど、お弁当を選ぶときだけ二人とも笑みがこぼれる。それが唯一の心の救いでした」と笑みを見せていた。

また、本作では二つの世界が存在することにちなみ、どんなパラレルワールドが存在してほしいか?という質問も。玉森は「“ない”って答えはありですか?(笑)」と悩みつつ、「ずっと晴れの日(笑)。穏やかにいきたいと思います」と回答。染谷は「体力が欲しい!」、吉岡は「特殊能力を全員が持てる世界」とそれぞれが想像を膨らませながら答えていた。イベントの終盤には、本作がミステリー映画ということでクイズが出題され、キャストと監督は暗号の解読に盛り上がっていた。

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『パラレルワールド・ラブストーリー』
5月31日(金) 全国ロードショー
監督:森義隆
原作:東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)
脚本:一雫ライオン
音楽:安川午朗
主題歌:宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」(Epic Records Japan)
出演:玉森裕太 吉岡里帆 染谷将太 筒井道隆 美村里江 清水尋也 水間ロン 石田ニコル 田口トモロヲ
配給:松竹

【ストーリー】 ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んだ二つの世界。一つの世界では、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう一つの世界では麻由子が親友・智彦(染谷将太)の恋人に…。混乱する崇史の前に現れる、二つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界の中で、真実にたどりつけるのか――?

©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 ©東野圭吾/講談社