萬田久子、伊原六花、小谷実由ら著名人より絶賛コメント!『芳華(ほうか)-Youth-』

激動の70年代の中国を舞台に、時代の波に翻弄されながら生きる若者たちの美しく切ない青春の日々を描き出した、巨匠フォン・シャオガン監督作『芳華(ほうか)-Youth-』が、4月12日より公開される。このほど、各界著名人より本作を絶賛するコメントが寄せられた。

1976年、軍で歌や踊りを披露し兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に、夢と希望を持った17歳のシャオピンが入団する。農村出身で周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォンだった。しかし、時代が大きく変化する中、ある事件をきっかけに、二人の運命は非情な岐路を迎える。本作では、何十年にもわたる二人の関係を軸に、文工団の若者たちの初恋と交錯する切ない想いが、心に沁みる美しい音楽と踊りとともに描かれる。

著名人 絶賛コメント

■萬田久子(女優)
芳しさに目も心も引きつけられる。美という概念が私の心の中で膨らむのか!?消え去るのか!?美しさが崩壊した時 人は何に頼ればいいのか?!やるせない歳月。苦色のせつない後味が…。

■上野千鶴子(社会学者)
政治と歴史に傷つき翻弄される若者たちの群像。失われたものの清冽さに、胸が締めつけられる。海のこちら側で同時代を生きた者のひとりとして。

■中野香織(服飾史家)
残酷な戦争とともにある流麗可憐な歌とダンス。落差が切なく物悲しく、涙で心が洗われる。変わりゆく時代にあっても変わらぬ青春の本質。なつかしさとかすかな痛みがじわじわと余韻を残す。

■よしひろまさみち(映画ライター)
今の日本こそ見つめ直すべき混乱の世。政変と戦乱に翻弄された無垢な若者達の大河ロマン、涙せずにいられません!

■富坂聰(拓殖大学 海外事情研究所教授・ジャーナリスト)
文革、中越戦争、時代に翻弄され政治に振り回されながらも十代に感じた「美しさ」と真摯に向きあう。嵐の下で清澄さを失わない泉のような、珠玉のストーリーに圧倒された。

■中島歩(俳優)
黄軒(ホアン・シュエン)の演技に圧倒されました。どこまでも誠実に人と向き合い、草臥(くたび)れていく男の顔が目に焼き付いている。俳優は作中でこうも変わるものか。

■安藤ニコ(モデル)
芝居はもちろんですが様々な面で青春や若さの美しさが表現されている作品で、とても素敵でした。色合いなどが意味深くて美しく、映像一つ一つから深い感情や思いを感じました。

■伊原六花(女優)
同年代の若者が運命に翻弄され愛情や友情、時代に揺れ動きながら進むストーリーに目が離せませんでした。激動の時代の中でも踊りは強く、それぞれの居場所であり続けていることに踊りの魅力を改めて感じて心が動きました。

■小谷実由(モデル)
花のように脆く、美しく、瑞々しい時間のなかで歴史を感じることができたことをありがたく思う。思い出は美しく残されるべきである。たとえ辛い経験があっても。

『芳華-Youth-』
4月12日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
監督・製作:フォン・シャオガン
原作・脚本:ゲリン・ヤン
音楽:チャオ・リン
出演:ホアン・シュエン ミャオ・ミャオ チョン・チューシー ヤン・ツァイユー
配給:アット エンタテインメント

【ストーリー】 1976年、軍で歌や踊りを披露し兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に、夢と希望を持った17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)が入団。農村出身で周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォン(ホアン・シュエン)だった。しかし、時代が大きく変化する中、ある事件をきっかけに、二人の運命は非情な岐路を迎える―。

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