福原遥&佐藤大樹、ロケ地・長野県千曲市に凱旋!『4月の君、スピカ。』しなの鉄道「君スピ号」お披露目式レポート

小学館「Sho-Comi」にて連載され、累計発行部数120万部を突破した杉山美和子によるコミックを、ダブル主演に福原遥と佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)を迎えて実写映画化したラブストーリー『4月の君、スピカ。』が、4月5日より公開となる。このほど、3月19日にロケ地となった長野県千曲(ちくま)市にて、本作をイメージした、しなの鉄道「君スピ号」のお披露目式が行われ、キャストの福原遥、佐藤大樹が登壇した。

本作は、天文部を舞台に巻き起こる甘く切ない関係を描くラブストーリー。極度に運が悪く、おとなしい女の子・早乙女星(せい)役には、『グッドモーニング・コール』や『声ガール!』で主演を務め、女優として精力的に活動するだけでなく、アニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」では声優としても活躍する福原遥。意地悪で強引だが学年トップの秀才・宇田川泰陽役を、EXILEの最年少メンバーにしてFANTASTICS from EXILE TRIBEのリーダーであり、映画『ママレード・ボーイ』、『センセイ君主』などで役者としても活躍の場を増やしている佐藤大樹が演じる。このほか、天文好きの無口な少年・大高深月役に、ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」に出演し注目を集め、「メンズノンノ」のモデルとして活躍する鈴木仁。泰陽の元恋人・天川咲役に、「ゼクシィ」11代目CMガールとなり今最も注目されている女優の一人である井桁弘恵と、フレッシュな魅力に溢れる若手キャストが揃った。監督は、『NANA』、『黒執事』を手がけた大谷健太郎が務める。

イベントでは、福原遥、佐藤大樹、千曲市長の岡田昭雄、しなの鉄道社長の玉木淳、千曲市キャラクター・あん姫が登壇し、ホームではテープカットと登壇者の挨拶が行われ、作品の魅力やロケ時のエピソードなどを語った。その後、お披露目された「君スピ号」に福原と佐藤が乗車し、洗浄線へ移動、ヘッドマークの取り付けを行った。

撮影は、2018年9月から千曲市にて行われ、市をあげて制作体制を整えたこともあり、1ヶ月かからず終了。舞台となった千曲市の背景は本作の見どころの一つとなっており、日本三大車窓と言われている「姥捨」にて撮影を行い、美しい夜景と日本の里山風景の代表とも言える棚田の景色を贅沢に使用した。また、ドローンで撮影することで千曲川の雄大さと美しい日本の原風景を同時に切り取り、特有の新旧の街並みが混在する風景も作品に彩を添えている。そのほか、千曲川展望公園(八幡)、蔵の街(稲荷山)、戸倉宿キティパーク、大正橋などで撮影が行われた。

キャスト コメント

■福原遥(早乙女星役)
千曲市は、第二の地元のような…それくらい自分にすごく馴染んで、千曲に来るとほっとする、安心するなって思います。「君スピ号」を実際に見て「いよいよ公開なんだな」と楽しみな気持ちでいっぱいになりました。ここまで協力、盛り上げてくださって嬉しいです。ここ千曲市をたくさんの方々に知っていただいて、この電車に乗ってぜひ観光していただき「この場所で撮影したんだ」などいろいろ比べながら楽しんでいただければいいなと思います。

■佐藤大樹(宇田川泰陽役)
『4月の君、スピカ。』という映画は、千曲市の皆様の協力がなければ絶対に撮れなかった映画だと心から思っています。撮影中は、一番好きな果物であるシャインマスカットを福原さんと井桁さんがブドウ狩りにいって現場に差し入れてくれたり、鈴木君と温泉に一日5回も入ったり、グーギーズカフェにキャスト4人で通ったりだとか、名物と特産品にあふれた千曲市で毎日癒されていました。EXILEといえばChoo Choo TRAINですが、千曲市といえば君スピ号というくらい話題になるよう、映画、千曲市観光、そしてラッピング電車と今後も盛り上げていければと思っています。

『4月の君、スピカ。』
4月5日(金)より、新宿ピカデリー、イオンシネマ他 全国劇場公開
監督:大谷健太郎
原作:杉山美和子(小学館「Sho-Comi」連載)
脚本:池田奈津子
出演:福原遥 佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE) 鈴木仁 井桁弘恵 夏目かな 南山あずさ 大原優乃 大谷亮平 酒井美紀
配給:イオンエンターテイメント

【ストーリー】 地味で暗いと言われ続けて17年。東京から長野の高校へ、リセットするはずの転校初日、うっかり空気読めない発言で失敗デビューをしてしまった運の悪い早乙女星(福原遥)。クラスメートにいじられ、勉強もついていけず、明るいはずの新生活がすっかりお先真っ暗と落ち込んでいた矢先、ちょっぴり意地悪で強引な学年トップの秀才・宇田川泰陽(佐藤大樹)と、天文好きで無口な好青年・大高深月(鈴木仁)に出会う。「早乙女星…乙女座の星・スピカと同じ名前だ」と、深月の静かに熱く語る姿に、星は初めての恋に落ちる。そんな気持ちになど全く気づかない深月は、星を泰陽と部員二人の天文部に誘う。どうせ不純な動機の入部だと反対していた泰陽だが、ケンカしながらも何かと目が離せない星への恋を自覚していく。そして二人の様子を深月はそっと見つめる。お互いの気持ちが見え隠れしながらも楽しい3人の部活生活がずっと続くと思っていた、そんな時、泰陽の元カノ・天川咲(井桁弘恵)が転校してくる。突然星への想いにブレーキをかける泰陽。それには、深月も関わるとある過去の出来事が関わっていた…。春の夜空に輝く大三角形のように想い合う引力で身動きが取れない、もどかしくて切ない天体観測ロマンチック・ラブストーリー。

(C) 2019 杉山美和子・小学館/「4 月の君、スピカ。」製作委員会 ©杉山美和子/小学館