第8回大学読書人大賞受賞作にして、読書メーター読みたい本ランキング第1位を獲得した、シリーズ累計80万部の河野裕による青春ミステリー小説を、主演に横浜流星、飯豊まりえを迎えて実写映画化する『いなくなれ、群青』が、9月より公開されることが決定した。併せて、原作小説の書影と映画場面写真で構成されたビジュアルがお披露目となった。
主演は、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」での印象的な役柄が話題となり、朝井リョウ原作の主演映画『チア男子!!』(5月10日)の公開が控え、若手実力派としての実績を重ねる注目俳優・横浜流星。本作では、ミステリアスな雰囲気を身にまとうキャラクター・七草を演じる。そして、誰よりも真っ直ぐで正しく凜々しい少女・真辺由宇を、『暗黒女子』や『祈りの幕が下りる時』など多くの映画やドラマで女優としてのキャリアを着実に積んできた飯豊まりえが、透明感溢れる演技で体現する。
監督は、アメリカの高校在学中の2001年に短編映画でバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞し、帰国後、カメラマン・映像監督として活動をしてきた新鋭・柳明菜が務める。なお、原作は4月26日にシリーズ完結巻が刊行される。
『いなくなれ、群青』
9月 全国ロードショー
監督:柳明菜
原作:河野裕「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)
出演:横浜流星 飯豊まりえ
配給:KADOKAWA エイベックス・ピクチャーズ
【ストーリー】 階段島。僕たちはある日突然、この島にやってきた。どうして島にやってきたのかを知る人はいない。島の秘密なんてものを、解き明かしたいとは思わない。この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。
(C)河野裕/新潮社 (C) 2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会