佐藤健、13年前の写真に「恥ずかしい。当時はイケてると思ってた(笑)」佐藤健 30th ANNIVERSARY EVENT レポート

2019年3月21日(木・祝)に30歳を迎えた俳優、佐藤健。このほど、3月20日に自身の出身地である埼玉の地、三郷市文化会館で30th ANNIVERSARY EVENTが開催され、佐藤健が囲み取材とステージイベントに出席した。

イベント本番前の囲み取材に応じた佐藤。「20代最後の日と言われてびっくりするくらい実感がない」という佐藤は、「ここ何日か本当にバタバタで、今日も朝10時までずっと動画の編集で…」と徹夜明けだったことを明かし、「さっき起きて、喉も全然開いてない。やばいです(笑)」と、本番で声が出るか心配そうな表情を浮かべた。

本イベントは自身の「やりたい」と思う気持ちが強かったという佐藤。「20代前半はイベントをやる機会が多かったのですが、20代中盤からファンの方と直接お会いする機会がなくなってきて、ちょっと寂しいなと思っていた」と本イベント開催の経緯を語った。

昨年公開した佐藤主演の映画『億男』では、佐藤演じる「一男」が劇中で古典落語の人気演目「死神」を披露。映画では一瞬しか見られなかったこの「死神」を今回はフルで生披露するということで、「(映画で直々に指導を受けた)立川志らく師匠に動画を送っていただいて、毎晩研究した」そうで、「自信はないが、やっていて楽しい。だから自然とやりたくなった」と笑顔でコメントした。

20代にやり残したことについては、「もっとたくさん仕事をして、もっと作品を残しておけば良かった」と顔に悔しさをにじませたが、逆に30代では「自分でやりたいことを実現するため、どうすれば良いかを考えて実行していきたい」と目を輝かせた。

佐藤健の俳優デビューから、現在までを一挙に網羅した歴史本「13years〜TAKERU SATOH ANNIVERSARY BOOK 2006▶2019〜」の発売に際し、13年前の写真が掲載されることに関して、「恥ずかしい。あんまりお見せしたくない(笑)」と本音をポロリ。「変な石が付いてる服ばっか着てる。当時はそれが一番イケてると思っていた(笑)」と照れ笑いを浮かべたが、「その頃から、なぜか応援してくれている方がいるので、思い出という意味も含めて本に収めた」と、ファンへの感謝を詰め込んだ本であることを明かした。

本番のイベントで佐藤は、観客とのトークやクイズを楽しみつつ、サプライズゲストのくまモンと交流し、さらには落語も完璧に披露。最後はバンドを従えて全三曲を熱唱し、会場のファンを魅了していた。

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「佐藤健 30th ANNIVERSARY EVENT」
【日程】3月20日(水)~21日(木・祝)
【会場】三郷市文化会館