累計観客動員450万人、興行収入65億円突破、男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く『HiGH&LOW』シリーズと、累計7500万部突破、不良漫画の金字塔「クローズ」、「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)との奇跡のコラボが実現した映画『HiGH&LOW THE WORST』が10月4日に公開される。このほど、鬼邪高校と対決する鳳仙学園のキャストとして、志尊淳、塩野瑛久、葵揚、小柳心、荒井敦史、坂口涼太郎が出演することが発表された。併せて、特報映像がお披露目となった。
▲鳳仙学園キャスト:(左から)塩野瑛久、葵揚、志尊淳、坂口涼太郎(上)、小柳心(下)、荒井敦史
本作は、全日制の保たれていた均衡が崩れ、各一派が覇権を競う一大戦国時代を迎えた鬼邪高校の面々と、過去最強と名高い新世代の鳳仙学園の面々が、壮絶な闘いを繰り広げる物語。「クローズ」、「WORST」でお馴染み、幹部以外スキンヘッドの最強軍団・鳳仙学園のキャストとして、過去最強と謳われる新世代のカリスマ的リーダーに君臨する上田佐智雄役には、今最もブレイクしている俳優・志尊淳。ドラマ「女子的生活」やNHK連続テレビ小説「半分、青い。」、映画『ドルメンX』、『走れ!T校バスケット部』、『フォルトゥナの瞳』など話題作に次々に出演し、第43回エランドール賞新人賞・TVガイド賞、第73回文化庁芸術祭テレビドラマ部門放送個人賞を受賞するなど活躍中の志尊が、自身も一つの夢だったと語る不良のリーダー役と、本格的アクション映画に初挑戦する。
志尊演じる佐智雄を取り囲む鳳仙学園の四天王として鬼邪高校に立ちはだかるのは、ドラマ&映画『PRINCE OF LEGEND』(3月21日公開)に出演し大人気の塩野瑛久、『居眠り磐音』(5月17日公開)や『ナツヨゾラ』(2019年公開)にも出演する若手俳優の荒井敦史、ドラマ、映画、舞台など多方面で活躍中の小柳心、雑誌やCMでモデルとして活躍中の葵揚。さらに、鳳仙学園の幹部として、映画『ちはやふる』シリーズに出演した実力派俳優の坂口涼太郎が登場する。
特報映像は、佐智雄(志尊淳)率いる鳳仙軍団、鬼邪高校全日制の転入生・花岡楓士雄(川村壱馬/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が新世代の面々を率いていく姿と共に、大迫力のアクションシーンが多数盛り込まれ、鬼邪高校定時制の番長・村山(山田裕貴)の姿が『HiGH&LOW』シリーズのファンの心を掴む。さらに、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが歌う劇中楽曲「SWAG & PRIDE」が、より一層の勢いと力強さを与えている。
■志尊淳(鳳仙学園リーダー・上田佐智雄役) コメント
Q:作品への意気込み。
「WORST」は元々髙橋ヒロシ先生の原作から大ファンで、このような不良漫画の実写ものやアクションものに出演することが一つの夢でした。その夢が、近づいたということで、まずは嬉しい気持ちでいっぱいでした。それと同時に原作が好きだからこそ、その名に恥じぬよう、しっかりと演じなければならないという覚悟が芽生えました。「HiGH&LOW」という作品も、「WORST」という作品も、すごく歴史がある作品で、その中でも鳳仙という名のある学校の新キャラクターを演じるということで、頭として、鬼邪高には負けないぞという責任感をしっかりと持ち、大きな器でみんなを支えて、僕達しか作れない鳳仙学園を作れたらなと思います。
Q:演じてみての感想。
鳳仙としての初めてのシーンが、トップとしてスキンヘッドの強そうな方々を後ろにして前を歩く、そして歩くと皆さまが道をあけるというシーンで、男としてとても憧れるシチュエーションでしたので、演じていてすごく気持ちが良かったです。鳳仙は皆が一枚岩なので、チーム力を大事に、現場の空気を大切に演じさせていただきました。
Q:アクションや意識したこと。
見たことのないアクションのVコンテが送られてきて、本当に皆でやるのかと、最初は驚きがあったのですが、これをしっかりとリアリティーを持ったアクションのお芝居にできるとすごく躍動感が出ますし、僕のキャラクターとしても、アクションでしっかり説得性を見せていくことが重要でしたので、最大限の力で演じさせていただきました。
■川村壱馬(鬼邪高校全日制・花岡楓士雄役) コメント
Q:作品への意気込み。
自分の中で、本作に臨む上で「カッコ悪いところがあるから、カッコいい」ということを一番大事なテーマとして持っていました。ダサい部分だったり、ケンカのシーンとかでボロボロになったり、ドロドロになったり…、そういう面を見せるから、カッコいい部分が凄くカッコよくなって、締まりが出るんだと思います。なので、自分の中のダサいところを恥ずかしがらずに100%で出していこうと思っていました。そういう部分を観ていただけたら嬉しいなと思います。ダサい部分もあり、カッコいいところもある、そんな人間味を感じられる、愛されるキャラクターを目指しました。
Q:志尊淳や他キャストと共演した感想。
今回はアクションでもお芝居でも、一対一で対峙する場面での相手は必ず役者さんでした。相手のお芝居を受けて、自分の芝居を引き出していただくことが凄く多かったので、相手のことも引き出せるのが役者さんなのか、と感じました。また志尊さんとも公私共に仲良くさせていただき、現場では二人で演技について熱く語る場面もありましたし、志尊さんがオールアップした際に鳳仙メンバーと一緒に食事に行ったり、志尊さんが寝ている時に寝顔の写真を撮ったり(笑)、とても良い関係で、撮影期間を過ごさせて頂きました。
『HiGH&LOW THE WORST』
10月4日(金)全国ロードショー
監督:久保茂昭
企画プロデュース:EXILE HIRO
脚本:髙橋ヒロシ 平沼紀久 増本庄一郎 渡辺啓
出演:川村壱馬 吉野北人 福山康平 鈴木昂秀 龍 佐藤流司 うえきやサトシ 神尾楓珠 中島健 前田公輝 山田裕貴 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 青木健 清原翔 陳内将 志尊淳 塩野瑛久 葵揚 小柳心 荒井敦史 坂口涼太郎
配給:松竹
【ストーリー】 SWORD地区の“O”にあたる、通称“漆黒の凶悪高校”鬼邪高校。そこは定時制と全日制に分かれ、定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)が鬼邪高校の頭を張っていた。そんな鬼邪高校の全日制に転入した、花岡楓士雄(川村壱馬)は、いつか村山にタイマンを挑むため、全日制の天下をとる野望を持っていた。全日制は、実力的にトップの強さを誇る轟(前田公輝)と芝マン(龍)、辻(鈴木昂秀)の轟一派、二年を仕切った中越(神尾楓珠)と一年を仕切った中岡(中島健)が率いる中・中一派、凶った戦い方で成り上がる泰志(佐藤流司)、清史(うえきやサトシ)が率いる泰・清一派、楓士雄とかつて同じ団地に住んでいた司(吉野北人)と手下のジャム男(福山康平)が仕切る司一派ら、新世代の各一派が覇権を争う一大戦国時代を迎えていた。
SWORD地区の隣町・戸亜留市では、幹部以外全員スキンヘッドの最強軍団、鳳仙学園が勢力を強めていた。過去最強と謳われる鳳仙は、リーダー・上田佐智雄(志尊淳)を筆頭に、小田島有剣(塩野瑛久)、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三(荒井敦史)の四人からなる鳳仙四天王、幹部のサバカン(坂口涼太郎)ら、最強の布陣を揃えていた。そんな中、鳳仙の生徒が鬼邪高を名乗る者たちに突然襲撃され、時を同じく鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちに襲われる事件が発生する。仲間が襲撃されたことをきっかけに、両校は互いに敵対心を抱き、殺気立っていく。楓士雄を筆頭に個性派揃いだが圧倒的力を持つ鬼邪高校、佐智雄を筆頭に一枚岩に組織化された鳳仙学園、夕暮れの河原で両校ぶつかり合う、世紀の頂上決戦が幕を開ける―。
© 2019 髙橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会