柴咲コウが全編英語歌詞を書き下ろした「silence」が主題歌に決定!「連続ドラマW 坂の途中の家」

「紙の月」、「八日目の蟬」といった代表作で知られる角田光代の“家庭に潜む究極の心理サスペンス”と賞賛された小説を、柴咲コウ主演で映像化するヒューマンサスペンス「連続ドラマW 坂の途中の家」が、4月27日よりWOWOWプライムにて放送開始される。このほど、本作の主題歌が、主演の柴咲コウによる書き下ろし楽曲「silence」に決定し、併せて、柴咲演じる里沙子の法廷での姿を捉えた場面写真がお披露目となった。

本作は、子育てに葛藤と悩みを抱える母親たち、そしてその周りに生きる人々に対し、“家族愛とは”“母性とは”“生きるとは”という、普遍的だが心に突き刺さるテーマを投げかけるヒューマンサスペンス。無意識に3歳の娘の子育てにストレスを感じていた専業主婦の山咲里沙子(柴咲コウ)は、わが子を虐待死させた女性・安藤水穂(水野美紀)の裁判に補充裁判員として参加することになる。最初は嫌悪感を抱く里沙子だったが、裁判を通して自らの人生と被告の人生を重ね合わせいく。

主題歌を担当する柴咲は、2ヶ月にわたるドラマ撮影を終えた直後に自身の繊細な想いを綴り、作詞を手掛けた。全編英語歌詞で歌い上げ、美しいピアノのメロディと共に骨太な人間ドラマとなる本作に温かな救いを感じさせてくれる楽曲に仕上がった。曲について柴咲は、「『失望感の中にいる主人公』を思い描き作詞した。まだ物語のテーマが自分の中に色濃く残る中での制作だったので、再度演じるかのように綴った」とコメントを寄せた。主題歌を使用した新予告編は、WOWOWにて3月9日より放送開始となる。

「連続ドラマW 坂の途中の家」
4月27日(土)より、WOWOWプライムにて放送開始(全6話)
毎週土曜よる10時~放送 ※第1話無料放送
監督:森ガキ侑大
原作:角田光代「坂の途中の家」(朝日文庫刊)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:山口由馬
主題歌:柴咲コウ「silence」
出演:柴咲コウ 田辺誠一 伊藤歩 眞島秀和 桜井ユキ 松澤匠 松本笑花 西田尚美 倍賞美津子 高畑淳子 佐藤めぐみ 滝沢沙織 利重剛 酒井美紀 光石研 風吹ジュン 水野美紀

【ストーリー】 山咲里沙子(柴咲コウ)は、三歳の娘・文香と夫・陽一郎(田辺誠一)と三人で平穏な日々を送っていた。そんな時、裁判所から刑事事件の裁判員候補者に選ばれたという通知が届く。対象となる事件は、里沙子と同じ年頃の専業主婦の母親・安藤水穂(水野美紀)が、生後八ヶ月の娘を浴槽に落として虐待死させたという衝撃的な事件だった。裁判所での面談を経て、里沙子は、裁判員の誰かが急病などで欠席せざるを得ないとき、代わりに裁判員を務める「補充裁判員」に選ばれた。同じ子供を持つ母として、我が子を殺めた水穂に嫌悪感を抱く里沙子だが、裁判の開廷後、徐々に安藤水穂という被告自身の境遇に自らの過去の記憶を重ねていくことになる。家庭という密室で、夫婦、そして親子の間で交わされた言葉は、時に刃物のように突き刺さることがある。里沙子はやがて自身の心に眠っていた混沌とした感情に惑わされていく―。

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