清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠らが出演決定!銀杏BOYZ(峯田和伸)の楽曲を映画化 古舘佑太郎 × 石橋静河『いちごの唄』

“恋”と“青春”を歌い続け、絶大な支持を受けるカリスマロックバンド、銀杏BOYZ(峯田和伸)がこの世界へ産み落とした名曲の数々にインスパイアされた脚本家・岡田惠和が、古舘佑太郎と石橋静河のダブル主演で映画化した『いちごの唄』が、夏に公開される。このほど、追加キャストとして宮本信子、和久井映見、光石研、清原果耶、岸井ゆきの、蒔田彩珠、大西利空、小林喜日、泉澤祐希、恒松祐里、しゅはまはるみ、山﨑光が出演することが発表された。

本作は、銀杏BOYZの楽曲「漂流教室」「ぽあだむ」などをイメージソースに生まれた青春ラブストーリー。亡くなった親友・伸二と、一年に一度しか会えない“あーちゃん”を想い、日々を暮らす主人公・笹沢コウタを古舘佑太郎、一年に一度だけ会う約束をする“あーちゃん”こと天野千日をダブル主演の石橋静河が演じる。

新たなキャストとして、主人公・コウタの唯一の親友・伸二が住んでいた孤児院の園長先生を、今も第一線で活躍する日本映画に欠かせない俳優の宮本信子。コウタを優しく見守り、不器用な彼の優しさを誰よりも理解し応援している両親を、実力派俳優の和久井映見と光石研。コウタが想いを寄せる、中学生時代のあーちゃんを、「透明なゆりかご」、『愛唄-約束のナクヒト-』、『デイアンドナイト』など話題作のヒロインを演じ、女優として、ファッションモデルとして大ブレイク中の清原果耶。コウタのアパートの隣室に住んでいるパンク好きのお姉さん・アケミを、「まんぷく」、『ここは退屈迎えに来て』、主演映画『愛がなんだ』の公開を控えた岸井ゆきの。コウタがボランティア活動先で出会う女の子を、『三度目の殺人』、『万引き家族』など是枝裕和監督作品の常連として活躍、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では主演を務めた蒔田彩珠が演じる。

さらに、中学生時代のコウタを、『3月のライオン』で主人公・桐山零の幼少期を演じた大西利空。コウタの唯一の親友・伸二を、「THE GOOD WIFE/グッドワイフ」で常盤貴子と唐沢寿明の息子役で出演の小林喜日。コウタの弟・シゲとその彼女・かずみを、「ひよっこ」をはじめ数々のドラマで活躍し『マスカレード・ホテル』にも出演の泉澤祐希と、「トーキョーエイリアンブラザーズ」、香取慎吾主演の『凪待ち』と話題作のヒロインを演じ、『殺さない彼と死なない彼女』への出演も発表された恒松祐里。コウタの職場の先輩・涼子を、社会的現象を巻き起こし大ヒットを記録した『カメラを止めるな!』で話題となったしゅはまはるみ。子供時代のシゲを、直木賞作家・西加奈子原作の映画『まく子』の主演に抜擢され、草彅剛と親子を演じる山﨑光が熱演する。

キャスト コメント

■宮本信子(孤児院の園長先生役)
脚本を読ませていただき、岡田惠和さんと峯田和伸さんのお二人が生んだこの物語にぜひ参加したいと思いました。とても静かな映画で、少し心が痛くなるような、でも最後には爽やかな気持ちになれる作品です。私が演じた孤児院の園長先生は、長い間ひとりでこの場所を守ってきた人です。その厳しさ、優しさの両方を表現できたら良いなと考えてとてもとても大切に、セリフを言わせて頂きました。

■清原果耶(中学生時代のあーちゃん役)
大人のあーちゃんに繋ぐパズルピースを丁寧に集めなくちゃ、と模索していた日々を思い出します。今まで通り過ぎてきた日々のあれこれが全部ひっくるめて青春なんだ。と。すがる思いで抱きしめてきた純愛も打ちひしがれるほどの後悔も過去があるから今がある。コウタとあーちゃんの切ない歩幅と、この作品の甘酸っぱい香りを胸いっぱいに感じて頂けたらいいなと思います。

■岸井ゆきの(アケミ役)
コウタが再会した初恋は、爽やかに進んでいるようでいて、少し居心地がわるくて、もどかしくて。いつも笑っているけど、どこか不安そうなコウタを応援したくなりました。私が演じたアケミは彼の人生に勝手に入り込んで、勝手に通り過ぎていきます。事情があって、アケミはコウタの名前を一度も呼ばないけれど、名前をちゃんと知らなくても、人は出会って別れることができるんだなぁ。公開が楽しみです。ぜひ劇場でご覧下さい。

■蒔田彩珠(コウタがボランティア活動先で出会う女の子役)
私はこの作品を観て、「青春に年齢は関係ないんだな」と思いました。10代の時に感じる、嬉しさや、苦しさ、ドキドキする感情は、大人になると楽しめなくなるものだと思っていたけど、この作品を観て、大人だからこそ大切にできる青春があるんだなと知りました。この作品をご覧になった方が、自分がかつて過ごした青春を思い出して、懐かしく思えたらいいなと思います。

■恒松祐里(コウタの弟・シゲの彼女・かずみ役)
本作の台本を読んだ時に、「良い人しかいない!何て優しいお話なんだ」と思いました!私が演じたかずみは主人公の弟シゲと付き合っている明るくて優しい女の子です。主人公のコウタを始めこの家族はみんな太陽のように明るい人達で、私は彼女という血は繋がっていない立場ではありましたが、この家族の一員として馴染める性格とは何かを考えてお芝居しました。短い撮影期間でしたが、菅原監督とまたご一緒させて頂き、先輩俳優の皆さんに混じってお芝居をする事はとても刺激的でした。沢山の愛と優しさに包まれたお話です。是非、愛おしいキャラクター達に出会いに来て下さい。公開をお楽しみに!

『いちごの唄』
夏、全国公開
監督:菅原伸太郎
原作・脚本:岡田惠和
原作:峯田和伸(朝日新聞出版)
音楽:世武裕子 銀杏BOYZ
出演:古舘佑太郎 石橋静河 和久井映見 光石研 清原果耶 小林喜日 大西利空 泉澤祐希 恒松祐里 しゅはまはるみ 渡辺道子 ポール・マグサリン 山﨑光 蒔田彩珠 吉村界人 岸井ゆきの 峯田和伸 宮本信子
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 コウタ(古舘佑太郎)はバカで不器用だけど優しい心を持つ青年。唯一の親友だった伸二(小林喜日)は、中学生の頃2人が“天の川の女神”と崇めていたクラスメイトのあーちゃん/天野千日(石橋静河)を交通事故から守り亡くなった。10年後の七夕、伸二の命日。コウタと千日は偶然高円寺で再会し環七通りを散歩する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…また。」コウタはカレンダーに印をつけ、この日だけを楽しみに一年を過ごす。次の年も、その次の年もふたりは会い、他愛ない話で笑いながら環七通りを散歩する。あーちゃんは笑うととてもきれいだ、いつまでもふたりで散歩していたい―。しかしある年、千日は自分と伸二の過去の秘密を語り「もう会うのは終わりにしよう」と告げる。

©2019『いちごの唄』製作委員会