『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』のマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督最新作『パリの家族たち』初夏公開!

パリ郊外の高校での実話をもとにした『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(2014)でカンヌ国際映画祭をはじめ各国で高く評価されたマリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督の最新作『パリの家族たち』が、初夏に公開されることが決定し、併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。

前作で教育の現場での人間ドラマを描いたマリー監督。本作では、女性大統領、ジャーナリスト、舞台女優、花屋、ベビーシッター、大学教授、小児科医など、パリで働く女性とその家族を映し出し、多様化する社会での幸せの在り方を提示する。

2016年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品のマリオン・コティヤール主演『愛を綴る女』の監督を務めたニコール・ガルシアが女優として本作に出演し、息子との関係で悩める母親役を演じる。

『パリの家族たち』
初夏、シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
監督:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール
出演:オドレイ・フルーロ クロチルド・クロ オリヴィア・コート パスカル・アルビロ ジャンヌ・ローザ カルメン・マウラ ニコール・ガルシア ヴァンサン・ドゥディエンヌ マリー=クリスティーヌ・バロー パスカル・ドゥモロン ギュスタヴ・ケルヴェン ノエミ・メルラン
配給:シンカ

【ストーリー】 5月のとある日。女性大統領アンヌ(オドレイ・フルーロ)は職務と母親業の狭間で不安に揺れていた。2人の子供を持つシングルマザーでジャーナリストのダフネ(クロチルド・クロ)は、仕事を優先するあまり思春期の子供たちと上手くいっていない。独身を謳歌している大学教授のナタリー(オリヴィア・コート)は、教え子との恋愛を愉しんでいる。小児科医のイザベル(パスカル・アルビロ)は、幼少期の実母との関係が原因で子供を産むことを恐れている。花屋のココ(ノエミ・メルラン)は、全く電話にも出てくれない恋人の子供を妊娠してしまう…。人生は思うようにならない―。けれど、少しでも幸せになれるように日々奮闘する女性たちを描く、きっと、一日一日が大切になる心に響く感動作。