全世界累計発行部数3700万部を誇る人気コミックスの実写化で、興行収入11億円を突破した2017年の大ヒット映画『東京喰種 トーキョーグール』。その続編で、前作と同じく窪田正孝主演、新たに松田翔太、山本舞香を共演に迎えた『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』が7月19日に公開される。このほど、新キャストとして森七菜と木竜麻生が出演することが発表された。
本作は、食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族・喰種(グール)が潜む街・東京を舞台に、人間でありながら喰種としての能力に目覚めたカネキが、悩み葛藤しながらも人間と喰種の「共存」に向けて闘う姿を描く。出演は、主人公・カネキに窪田正孝、カネキの最大の宿敵である喰種・月山習(ツキヤマ シュウ)役に松田翔太、ヒロインの霧嶋董香(キリシマ トーカ)役に山本舞香、西尾錦(ニシオ ニシキ)役に白石隼也、永近英良(ナガチカ ヒデヨシ)役に超特急の小笠原海、笛口雛実(フエグチ ヒナミ)役に桜田ひより、亜門鋼太朗(アモン コウタロウ)役に鈴木伸之、ウタ役に坂東巳之助、芳村役に村井國夫、四方蓮示(ヨモ レンジ)役に栁俊太郎と、映画界を牽引する人気実力派俳優陣が集結する。
トーカと同じ学校に通う親友・小坂依子(コサカ ヨリコ)を演じるのは、現在放送中のドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ)への出演や、新海誠監督の新作映画『天気の子』のヒロイン声優への大抜擢など、話題作への出演が続き、ブレイク必至の若手女優・森七菜。親友であるトーカの正体には気づいておらず、学校を休みがちな彼女を心配し、得意な手料理で元気づけようとする依子を演じる。ニシキの恋人・西野貴未(ニシノ キミ)を演じるのは、映画『菊とギロチン』や映画『鈴木家の嘘』に出演し、第31回東京国際映画祭東京ジェムストーン賞や、第92回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞、第73回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞など数々の映画賞を獲得し、演技力に注目が集まる若手女優・木竜麻生。人間であるにも関わらず、喰種である恋人のニシキを受け入れ、一途に想い、献身的に支える貴未を演じる。喰種であるトーカやニシキにとって、人間を想う気持ちに揺れる理由となる依子と貴未。カネキにとっても、それぞれの気持ちを知り、人間と喰種の共存をより強く願うきっかけを与える、重要な役どころである。
キャスト コメント
■森七菜(小坂依子役)
今作からの参加ですが、『東京喰種』の特別な世界観を大切に、小坂依子を演じさせていただきました。イメージが完成しているキャラクターを演じるのは難しかったですが、窪田正孝さん、山本舞香さん、監督を始めとするスタッフの皆さんに助けていただきながら心地よく撮影させていただき、すごく楽しかったです。『東京喰種』チームに参加させていただけて幸せでした。私自身完成がとても待ち遠しいです。
■木竜麻生(西野貴未役)
この度、『東京喰種2』に西野貴未役として参加させていただきました。「東京喰種」という人間と喰種の生きる世界の中、彼女を通して、私自身の大切にしたいものを改めて考えさせられたような気がしました。作品に参加することが出来て、嬉しく思います。ありがとうございます。
『東京喰種 トーキョーグール2(仮)』
7月19日(金)より全国ロードショー
原作:石田スイ「東京喰種 トーキョーグール」(集英社「ヤングジャンプコミックス」全14巻)
出演:窪田正孝 松田翔太 山本舞香 白石隼也 小笠原海(超特急) 桜田ひより 鈴木伸之 坂東巳之助 村井國夫 栁俊太郎 森七菜 木竜麻生
配給:松竹
【ストーリー】 食物連鎖の頂点とされる人間を食らう種族・喰種(グール)が潜む街・東京。大学生のカネキ(窪田正孝)は、ある事件をきっかけに人間と喰種のハーフとなり、2つの世界の狭間で葛藤しながらも、いまは喰種たちの駆け込み寺でもある喫茶店「あんていく」に身を寄せており、トーカ(山本舞香)らとともに生活をしている。そんな最中、「美食家(グルメ)」と呼ばれる喰種・月山(松田翔太)が「あんていく」を訪れる。月山を厄介者だと言い露骨に嫌な顔をするトーカは、カネキに「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺す。だが、月山は人間と喰種のハーフであるカネキの特殊な「におい」に目をつけ、カネキを「グールレストラン」へ招き入れる。カネキVS月山…それぞれの【正義】がぶつかり合い、人間と喰種の共存を賭けた闘いがいま始まる―。
©石田スイ/集英社 ©2019「東京喰種 トーキョーグール 2」製作委員会