大泉洋主演の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の前田哲監督による初のドキュメンタリー作品で、破天荒な画家・瀬島匠を追った『ぼくの好きな先生』が、3月23日より公開される。このほど、本作の予告編がお披露目となった。
本作は、大学で教鞭も取る、破天荒な画家・瀬島匠を追ったドキュメンタリー。画家・瀬島匠は、山形にある東北芸術工科大学で学生を指導しつつ、全国を駆け巡って創作活動を行っている。眠る時間以外は何かを作り、ラジコンを飛ばし、絶え間なく喋り、30年間“RUNNER”というタイトルで絵を描き続ける。10代の頃に35歳で死ぬと思い込み、逆算して人生を過ごしてきたが、50歳を過ぎた現在も生き、もう余生だと言いつつ、あり余るエネルギーを撒き散らし全力で今を生きる。しかし瀬島は、ある宿命を背負って生き続けていた。
前田監督は、全身アーティスト・瀬島匠に出会い、自らカメラを手に衝動的に撮影。本作を1年余りの時間を費やし完成させた。主題歌はRCサクセションの「ぼくの好きな先生」。主人公の瀬島匠や前田監督が学生時代に大きな影響を受けた忌野清志郎の、本作と同じタイトルの代表曲が、「こんな先生に出会いたかった」という前田監督の思いとともに新たに響きはじめる。
『ぼくの好きな先生』
3月23日(土)より、新宿K’cinemaにてロードショー、全国順次公開
監督・撮影:前田哲
編集:千葉愛美
制作:Tetsu Maeda
主題歌:RCサクセション「ぼくの好きな先生」(Licensed by USM JAPAN, A UNIVERSAL MUSIC COMPANY)
出演:瀬島匠
配給:アラキ・アートオフィス
【作品概要】 画家・瀬島匠は、山形にある東北芸術工科大学で学生を指導しつつ、全国を駆け巡って創作活動を行っている。眠る時間以外は何かを作り、ラジコンを飛ばし、絶え間なく喋り、30年間“RUNNER”というタイトルで絵を描き続ける。10代の頃に35歳で死ぬと思い込み、逆算して人生を過ごしてきたが、50歳を過ぎた現在も生き、もう余生だと言いつつあり余るエネルギーを撒き散らし全力で今を生きる。自由奔放に人生を謳歌する破天荒で幸せな人生。しかし、光あるところに影があるように、ある宿命を背負って生き続けていた。秘められた「悲しい物語」がそこにあった。
(C)2019. Tetsu Maeda