酪農大家族の24年を地元ローカル局が追いかけたドキュメンタリー『山懐に抱かれて』4月公開!ナレーションは室井滋

岩手県の山あいで酪農を営む大家族の24年を、地元ローカル局・テレビ岩手が追いかけたドキュメンタリー映画『山懐に抱かれて』が、4月27日より公開されることが決定し、併せて、予告編がお披露目となった。

本作は、「みんなが幸せになる、おいしい牛乳をつくりたい」と、自らの手で山に牧場を切り拓き、四季を通じて牛を完全放牧し草だけを餌に育てるという、実現に困難を極める“山地酪農(やまちらくのう)”に情熱を傾ける父・公雄と、ともに歩む家族の育ちを追っていく。地元ローカル局・テレビ岩手が独自に取材し、県内ローカルや日本テレビ系列NNNドキュメントで放送を続けてきたテレビ番組に追加取材と再編集を加え、一本の作品として、開局50周年を記念して公開される。

映画化にあたり、ナレーションには、その牛乳を長年愛飲し、一家を温かく見守っている室井滋を迎えた。

地方発のTVドキュメンタリーの映画化が注目を集めるなか、本作はNNNドキュメント映画シリーズでは、『放射線を浴びたX年後』(2012/愛媛・南海放送)、『夢は牛のお医者さん』(2014/新潟・テレビ新潟)、『ふたりの桃源郷』(2016/山口・山口放送)に次ぐ、第4弾となる。

『山懐に抱かれて』
4月27日(土)より、東京ポレポレ東中野ほか全国順次公開
監督・プロデューサー:遠藤隆
ナレーション:室井滋
配給:ウッキー・プロダクション

【作品概要】 岩手県下閉伊郡田野畑村。5男2女の子どもと夫婦、9人家族の吉塚一家。山を切り拓き、牛を完全放牧し、限りなく自然に近い環境で育む、安心安全の酪農“山地酪農(やまちらくのう)”。「山も、牛も、人も、みんなの幸せを」と、実現に困難を極める酪農に挑む、そのひたむきな日々を、子どもたちの育ちと豊かな自然の四季とともに丹念に追う。プレハブの家でのランプ生活、みんなで囲む楽しい食卓、大自然を駆け回り牛たちの世話をする子どもたち、新しい“いのち”の誕生、成長した子どもたちと父との衝突と葛藤、周囲の支え…、そして仲間とともに踏み出したプライベートブランド設立への挑戦、第二牧場への夢―。雨の日も雪の日も、泣いた日も笑った日も、その歳月はいつも、家族とともにあった。山懐に抱かれて、365日24時間“いのち”と向き合いながら、愛情いっぱいに育まれるその「いとなみ」を、地元ローカル局“テレビ岩手”が24年にわたり独自に追いかけた、人気TVドキュメンタリーシリーズ待望の映画化。

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