「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」クリエイター・久保周史によるポスタービジュアル

1990年にスタートし、多くの映画人や映画ファンから愛され続け、今年の開催で29回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」が、3月7日から3月10日の4日間にわたり開催される。このほど、本映画祭のポスタービジュアルがお披露目となった。

ポスターの製作を務めたのは、京都精華大学で学んだ洋画のテクニックを用い、書籍カバーや劇団ポスターなどを手掛ける久保周史。熱く燃える夕張と、マスコットキャラクターである「シネガー」のセクシーな女性版を登場させ、70年代洋画ポスターを思わせるような手描きの迫力でダイナミックに描いた。夕張の代表的“ゆるキャラ”として人気を集める「メロン熊」も吹き飛ぶほどの熱気に溢れる本映画祭の空気が伝わる仕上がりとなっている。

さらに、本映画祭の開催に向け、2月6日にラインナップ記者会見の実施が決定。招待作品、コンペティション部門ノミネート作品、その他部門作品、審査員発表などを予定しており、審査員を務める豪華クリエイター陣の顔ぶれにも注目だ。

■久保周史 コメント(制作意図)
メインはシネガーの人間女性版でいきましょう、ということで、セクシーだけれど怖い感じも加味して。歌舞伎の連獅子の髪や隈取り、ロシアのフィギュアスケート選手ザギトワなどもイメージにありました。あとは派手に爆発!銃(MiniMi)!攻撃ヘリ・アパッチ!カーチェイスにミサイル!と、往年の映画ポスターのオマージュとして作り上げました。バックにはシネガー本来の「虎の目」を魔除けの意味も込めて描き、イベントの成功を祈願しました。

■「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」 ラインナップ記者会見 実施概要
日程:2月6日(水)
会場:札幌グランドホテル 本館3階「新緑」

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019」
3月7日(木)~3月10日(日)開催