累計発行部数が200万部を超える大人気コミックスを、秋元康プロデュースのアイドルグループ「ラストアイドル」の阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央主演で実写映画化した『がっこうぐらし!』が1月25日に公開初日を迎え、同日、TOHOシネマズ 宇都宮にて初日舞台挨拶が行われ、ラストアイドルの阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央、おのののか、柴田一成監督が登壇した。
本作がオール栃木ロケということでTOHOシネマズ 宇都宮で舞台挨拶が行われた。学園で共同生活を送る4人の女子高生の日常と、生き残りをかけたサバイバルホラーとの衝撃的なギャップが話題の本作。学校を舞台にした作品ということで、ほぼ毎日のように撮影で学校に通い、まさに「がっこうぐらし!」をしていたキャストたち。空き時間を楽しんでいたメンバーの話になると阿部は「自分の撮影のとき以外でも、学校を探検してました」と少女らしい元気な空き時間の過ごし方を振り返り、保健室のベットで寝ていたことを指摘された長月は「たくさん寝ちゃいました。めちゃくちゃ寝心地がよくて…」と告白。保健室の先生役を演じたおのも長月と一緒に保健室のベットで寝ていたことを明かし、キャスト同士の仲の良さをうかがわせた。
そして本日のスペシャルゲストが登場。栃木県で撮影したということで県民ヒーローの真・雷様剣士ダイジが公開初日を記念して駆けつけた。戦隊ヒーローに憧れてるという阿部はダイジのことを「本当にカッコイイです!大きくて、強そうで」と大感動。そしてダイジの決めポーズを伝授された阿部は、自身が演じた役・くるみのトレードマークであるシャベルを振りかざしながら「阿部菜々実、参上!」と見事に特撮ヒーローのような決めポーズを披露した。
舞台挨拶の中盤ではダイジが“交換日記”を取り出す場面が。これは阿部、長月、間島、清原が演じる“学園生活部”のメンバーと、おのが演じる学園生活部の顧問でもある“めぐねえ”との間で撮影中につけていた交換日記。この日の舞台挨拶で、撮影中に書くことができなかっためぐねえから学園生活部へのメッセージがおのより読み上げられた。時折、涙ぐむ様子をみせながらも、それぞれのメンバーへの想いが語られ、「最初は原作のような学園生活部のみんなとめぐねえの関係を作れるか正直不安でいっぱいでした。でもみきちゃん(長月)、ゆきちゃん(清原)、くるみちゃん(阿部)、りーさん(間島)、スタッフのみなさん、そして誰よりも作品を愛していて、いつも優しく親身になって側でサポートしてくれた監督のおかげで、めぐねえとして生きることができたんじゃないかと思います」と本作への出演が一生の思い出になったと語った。
最後に柴田監督より「ラストアイドルのファンの方がいらっしゃっていると思いますが、ぜひ、原作のコミックスとアニメのほうも観て、コミックス・アニメ・実写の3つを楽しんでください。そして原作ファンの方は、この映画をご覧になってラストアイドルとおのさんのファンになって帰っていただければと思います」と原作とキャスト愛に
溢れるコメントを語り、舞台挨拶は終了した。
『がっこうぐらし!』
1月25日(金)全国公開
監督・脚本:柴田一成
原作:海法紀光(ニトロプラス) 作画:千葉サドル「がっこうぐらし!」(芳文社刊)
出演:阿部菜々実(LaLuce) 長月翠(LaLuce/シュークリームロケッツ) 間島和奏(Someday Somewhere) 清原梨央(Someday Somewhere) 金子大地 おのののか
配給:REGENTS
【ストーリー】 家に帰らず、学校で24時間共同生活を送るという学園生活部。4人の少女達が枕投げをしてはしゃいだり、仲良くご飯を食べたりと、笑って眠ってケンカして、今日も元気いっぱいスクールライフを満喫中。ところが一変、笑顔の由紀(長月翠)が映し出され、あたりをよく見るとそこは荒廃した教室だった―。校内にはびこる大量の“かれら”たちに包囲された学園生活部のメンバー。なんとか学校から脱出しようと決意した少女たちは、次々と襲い来る“かれら”たちに武器を手に立ち向かう。いったいこの学校では何が起きているのか?学園生活部とは!?
©2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会