ひょっこりはん、2019年お笑い界生き残りをかけた新ネタを披露し…?『がっこうぐらし!』高校生限定試写会 レポート

累計発行部数が200万部を超える大人気コミックスを、秋元康プロデュースのアイドルグループ「ラストアイドル」の阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央主演で実写映画化した『がっこうぐらし!』が1月25日より公開される。このほど、1月17日に東京・ニッショーホールにて高校生限定試写会が行われ、本作で映画初出演を果たした芸人・ひょっこりはんと、監督を務めた柴田一成が登壇した。

女子高生4人が「学園生活部」でおくる日常と、学校内に蔓延る“かれら”との生き残りをかけたサバイバルのギャップが話題の原作にちなみ、高校生だけを招待した試写会場内はイベント開始が近づくにつれてテンションが上昇。イベント開始直後、MCの掛け声でステージ上に設置されていたパネルの裏から“ひょっこり”登場したゾンビメイクのひょっこりはんに会場の高校生たちは「きゃー!」と大興奮。登場の勢いそのままに、おなじみの曲に合わせて「ひょっこり」ネタを披露した。また、ひょっこりはんから「私、ひょっこりはんは、この映画『がっこうぐらし!』に出演しております!映画、初出演でございます!」と発表されると会場は大きな拍手に包まれた。

MCがひょっこりはんへ、「これで、なぜこのメイクで登場したのかってことがわかったね」と突っ込むと、「そうです!ゾンビ役で出させてもらいました」と回答。「映画に出たいな出たいなーと思ってはいて、出るならゾンビ映画でひょっこりするか、刑事ドラマで訪ねてきた刑事に『隣の部屋は引っ越したよ』とひょっこりしながら言う役がやりたかったので、今回ゾンビ役がかなってよかった」と、かねてから映画への出演を望んでいたことを明かした。

本作の監督、柴田一成もひょっこりはんの初出演のお祝いに駆け付け、撮影中のひょっこりはんについては「ゾンビになっていると芸人らしさは全然なかったですね」と笑い、「ラストアイドルの間でもひょっこりが流行っていた」と撮影の裏側を語った。

また、本イベントでは特別に「ひょっこりはん登場シーン」を上映前に公開。ゾンビ姿のひょっこりはんがスクリーンに映し出されると高校生らは大爆笑。改めて映像を観た柴田監督から「ひょっこりはんは他のゾンビの煽りを受けて倒れている」とシーンの真相が明かされ、会場はさらに笑いに包まれた。

そして、ひょっこりはんが本イベントのためだけに『がっこうぐらし!』にかけた高校の休み時間にもできる新ネタを披露。学園内で命がけのサバイバルを繰り広げる本作にちなみ、ひょっこりはんの2019年お笑い界生き残りをかけた新ネタは、「学校のやすみ時間にもできるひょっこり」。膨らませた風船からひょっこりしようとして失敗するも、最後は「黒ひげ危機一発を時間内に飛ばして、そこからひょっこり」という難題なひょっこりに成功し、会場の高校生は拍手と大爆笑。MCからネタへの感想を求められた柴田監督は、「終わり良ければすべて良しですね」とクールにコメントしつつひょっこりはんを労い、大盛況のうちにイベントは終了した。

『がっこうぐらし!』
1月25日(金)全国公開
監督・脚本:柴田一成
原作:海法紀光(ニトロプラス) 作画:千葉サドル「がっこうぐらし!」(芳文社刊)
出演:阿部菜々実(LaLuce) 長月翠(LaLuce/シュークリームロケッツ) 間島和奏(Someday Somewhere) 清原梨央(Someday Somewhere) 金子大地 おのののか
配給:REGENTS

【ストーリー】 家に帰らず、学校で24時間共同生活を送るという学園生活部。4人の少女達が枕投げをしてはしゃいだり、仲良くご飯を食べたりと、笑って眠ってケンカして、今日も元気いっぱいスクールライフを満喫中。ところが一変、笑顔の由紀(長月翠)が映し出され、あたりをよく見るとそこは荒廃した教室だった―。校内にはびこる大量の“かれら”たちに包囲された学園生活部のメンバー。なんとか学校から脱出しようと決意した少女たちは、次々と襲い来る“かれら”たちに武器を手に立ち向かう。いったいこの学校では何が起きているのか?学園生活部とは!?

©2019映画『がっこうぐらし!』製作委員会