洞爺湖を舞台とした2012年1月公開の『しあわせのパン』、空知を舞台とした2014年10月公開の『ぶどうのなみだ』に続く、北海道映画シリーズ第3弾として、大泉洋主演、岡田将生、本上まなみ共演で贈る映画『そらのレストラン』が1月25日より公開される。このほど、スカートによる本作の描き下ろし主題歌「君がいるなら」の映画版ミュージックビデオ(ショートver.)がお披露目となった。
本作は、北海道道南にある“せたな町”を舞台に、海が見える牧場で作り出される“チーズ”と様々な食材が仲間と家族の心を繋ぎ、絆を強めていく様子を描く。主演は、北海道映画シリーズの過去作品に引き続き、北海道出身の大泉洋。様々な葛藤を抱えながらも一日限りのレストラン開店に向け奔走し、牛を飼いながらチーズ工房を営む亘理(わたる)役を演じる。亘理を温かく見守る妻・こと絵役には本上まなみ、東京から一人でやってきて牧羊を営む若者・神戸(かんべ)役に岡田将生、このほか、マキタスポーツ、高橋努、石崎ひゅーい、眞島秀和、風吹ジュン、小日向文世ら日本映画・ドラマに欠かせない若手からベテラン俳優が集結した。監督は、『神様のカルテ』シリーズの深川栄洋が務める。
スカートは、澤部渡によるソロプロジェクト。類稀なるソングライティング能力とボーカリゼーション、2017年10月にメジャー1stAL「20/20」をリリースし、全国27局のFM/AMラジオ局のヘビーローテーション&パワープレイを獲得。さらに、映画『高崎グラフィティ』やテレビ東京ドラマ24「忘却のサチコ」の主題歌に抜擢されるなど、今最も業界で注目を集めているミュージシャンである。1月23日には、劇中挿入歌「花束にかえて」も収録されたメジャー2ndシングル「君がいるなら」が発売され、同日にこの映画版ミュージックビデオのフルver.もお披露目となる予定だ。
本楽曲に際してスカート・澤部は、「とにかく自信作です。『そらのレストラン』に書き下ろした2曲はスカートにとって大事な曲になりました」と、自ら太鼓判を押し、主演の大泉も「映画『そらのレストラン』の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。初めて聴くのに何故か懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです」と絶賛のコメントを寄せた。
『そらのレストラン』
1月25日(金) 全国ロードショー
監督:深川栄洋
出演:大泉洋 本上まなみ 岡田将生 マキタスポーツ 高橋努 石崎ひゅーい 眞島秀和 安藤玉恵 庄野凛 鈴井貴之(友情出演) 風吹ジュン 小日向文世
配給:東京テアトル
【ストーリー】 北海道せたなで暮らす亘理(わたる/大泉洋)と妻のこと絵(本上まなみ)と一人娘の潮莉(庄野凛)。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。そこに東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸(かんべ/岡田将生)も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。
©2019『そらのレストラン』製作委員会