鬼才ジョン・カーペンター監督によるホラー映画の金字塔の40年後を描く『ハロウィン』場面写真

ジョン・カーペンター監督による1978年製作の大ヒットホラー『ハロウィン』の40年後を描く映画『ハロウィン』が、前作と同じくジェイミー・リー・カーティス主演で4月より公開される。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。

本作は、昨年10月19日に全米で公開され、週末3日間で興行収入は7,750万ドルを超え、R指定ホラー映画としては『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』に次ぐ全米ホラー映画史上歴代2位のオープニング興行収入を記録した。さらに、公開より2週連続全米1位のヒットとなった。

1978年、ハロウィン前夜に殺人鬼マイケル・マイヤーズが精神病棟を脱走し、10月31日のハロウィンの夜に街で多くの人が襲われ、犠牲になるという戦慄の事件が発生。この殺人鬼は動機や感情が不明のため、“ブギーマン”と名付けられ人々から恐れられた。事件で生き延びた唯一の生存者ローリー・ストロードは、再び精神病棟に収監されたマイケルがいつかまた現れることを想定し、訓練を続けていた。そして40年経ったハロウィンの日、その悪夢は現実のものとなる。

主人公ローリー・ストロード役は、1978年版の『ハロウィン』で同役を務めたジェイミー・リー・カーティス。オリジナル版で監督を務めたジョン・カーペンターが製作総指揮と音楽を担当し、『パラノーマル・アクティビティ』シリーズや『ゲット・アウト』を世に送り出したジェイソン・ブラムが製作に参加。監督は『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』のデヴィッド・ゴードン・グリーンが務める。

場面写真では、本作の主人公であり、40年前“ブギーマン”によって起きた凄惨な殺害事件の被害者で唯一の生き残りであるローリー・ストロードの姿が写る。規制線の外に集まる人々。その視線の先では“ブギーマン”による残酷な事件が…。だが被害はこれだけではない。襲い来る“ブギーマン”の魔の手から必死に逃れようとするローリーや、床に這いつくばり叫びをあげる女性。彼女たちをここまで恐ろしい形相にさせてしまう“ブギーマン”。ドアから不気味に顔を覗かせたり、どこからともなく現れる神出鬼没の恐怖。彼の目的とは一体…?

本日16日に71歳の誕生日を迎えた、『ハロウィン』の生みの親であり、本作の製作総指揮と音楽を担当するジョン・カーペンターは、“ブギーマン”について「邪悪な力、そして恐怖の化身だ。彼は冷酷で、神への祈りは通用しない。彼の目的はシンプルだ。人を殺すことだけ。彼はただ、やって来る。そして人は逃げるしかない」と語る。

『ハロウィン』
4月 全国公開
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
製作:ジェイソン・ブラム
脚本:ダニー・マクブライド デヴィッド・ゴードン・グリーン
音楽:ジョン・カーペンター コーディ・カーペンター
出演:ジェイミー・リー・カーティス ジュディ・グリア アンディ・マティチャック ニック・キャッスル
配給:パルコ

【ストーリー】 ジャーナリストのデイナとアーロンは、40年前のハロウィンに起きた凄惨な殺害事件の真相を追っていた。殺人鬼の名前はマイケル・マイヤーズ(ニック・キャッスル)。彼は40年間、一言も話すことなく動機や感情は一切不明。あまりの恐怖に人々は彼を“ブギーマン”と名付けた。事件の被害者で唯一の生き残りローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)にインタビューするも収穫はなかった。しかし、ローリーは再びマイケルが目の前に現れることを恐れ、いつ起きるか分からない非常事態に一人備えていたのだ。その予感は最悪の形で現実となる。ハロウィン前夜、精神病棟から患者を輸送する車が横転し、マイケルが脱走してしまう。娘のカレン(ジュディ・グリア)はローリーの言うことを信じず、孫娘アリソン(アンディ・マティチャック)もパーティに出かけてしまっている。ローリーは再び街に解き放たれた“ブギーマン”と対峙することを決意。恐怖に満ちたハロウィンの夜が始まる―。

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