ゼンデイヤ「感謝の気持ちでいっぱい」ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」アンガス・クラウドが25歳で死去

ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」でフェズコ役を演じたアンガス・クラウドが死去した。25歳だった。訃報を受けて、同作で共演したゼンデイヤらキャストたちが追悼メッセージをインスタグラムで発表した。

▼アンガス・クラウド ゼンデイヤのインスタグラム(zendaya)より

アンガスは7月31日、カリフォルニア州オークランドにある実家で亡くなった。彼の死去は家族によって公表され、アンガスは最近、父親を亡くして「その喪失に激しく苦しんでいた」という。彼の家族は「アンガスはメンタルヘルスとの闘いについて打ち明けていました。彼の死によって、皆さんが自分は孤独ではなく、一人で静かにこの問題と闘うべきではないと思い出してくれることを願っています」と伝えている。

「ユーフォリア/EUPHORIA」で主人公のルー役を演じたゼンデイヤは、アンガスのモノクロ写真を投稿。「アンガス(コナー)の限りない美しさを言い表すには、言葉では言い尽くせません。この人生で彼と知り合い、彼をブラザーと呼び、彼のあたたかくて優しい目と明るい笑顔を見たり、つい笑ってしまうような笑い声を聞くことができて(そのことを思い出して私は笑っている)、とても感謝の気持ちでいっぱい」と彼の人柄をしのび、「大好きな人たちについて話す時に『その人がやってくると周りが明るくなる』とよく表現しますが…彼はまさにそんな人でした。そんなふうに彼のことを思い出したい。彼がいつも私たちに与えようとしてくれた無限の光と愛と喜び。私は一緒に過ごした瞬間をずっと大切にします」と記した。

キャシー役のシドニー・スウィーニーは、アンガスとの笑顔のハグショットなどをシェアした。「アンガス、あなたはオープンな人で、とても思いやりのある心の持ち主でした。あなたはどんな場所も笑いで満たしてくれました。これは私が今までした投稿の中で最もつらいもので、言葉を見つけるのに苦しい思いをしています。あなたが思う以上にあなたのことを恋しくなると思いますが、この人生であなたに出会えてとても幸せです。あなたに会ったことがある人はみんな同じ気持ちだと思います」

▼シドニー・スウィーニーのインスタグラム(sydney_sweeney)より

フェズコの弟アッシュトレイ役を演じたジャヴォン・ウォルトンは、思い出の2ショットをアップ。「ゆっくり休んで、ブラザー」というキャプションをつけて追悼した。

▼ジャヴォン・ウォルトンのインスタグラム(onwardwanna)より

そのほかにも、ギア役のストーム・リード、キャット役のバービー・フェレイラ、フェイ役のクロエ・チェリーら共演者がSNSを通じて追悼コメントを発表している。

▼「ユーフォリア/EUPHORIA」シーズン2の予告編

アンガスは2019年に俳優活動を開始し、同年にドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」で演じたドラッグディーラーのフェズコ役でブレイク、2022年に放送されたシーズン2にも同役で登場した。そのほか、2021年公開の映画『ノースハリウッド』、今年6月にトライベッカ映画祭でお披露目された映画『The Line(原題)』などで活躍した。