マドンナ「ありがとう、クイーン・B」ビヨンセのコンサートを娘たちと楽しむ

世界的ポップスターのマドンナが、シンガーのビヨンセのコンサート会場に子供たちと訪れたことをインスタグラムで報告した。

▼マドンナのインスタグラム(madonna)より ※以下写真すべて

今年6月に深刻な細菌感染症によって入院し、快方に向かっているマドンナ。7月30日、ニュージャージー州イーストラザフォードにて開催されたビヨンセのコンサートツアー「ルネッサンス・ワールド・ツアー」の公演を楽しんだ。

マドンナは、17歳の娘マーシーと10歳の双子の娘エスター&ステラ、ビヨンセと彼女の6歳の娘ルミとバックステージで撮った記念写真、3人の娘たちとコンサートを楽しんでいる様子などをインスタグラムのストーリーでシェア。

さらに、「クイーン・マザー、マドンナ(Queen Mother Madonna)」のメッセージが映し出されたステージセットの写真も。これに「ありがとう、クイーン・B。素晴らしいショーだった!私の娘たちは夢中になっていた。あなたを愛してる!」というキャプションをつけ、ビヨンセに感謝を伝えた。

マドンナは、ビヨンセが2022年にリリースした「ブレイク・マイ・ソウル」のリミックス版「ブレイク・マイ・ソウル(ザ・クイーンズ・リミックス)」に参加した。本楽曲はマドンナが1990年に発表した名曲「ヴォーグ」をサンプリングしている。

▼ビヨンセ、マドンナ「ブレイク・マイ・ソウル(ザ・クイーンズ・リミックス)」オフィシャル・ビジュアライザー

現在64歳のマドンナは、歌手デビュー40周年を記念した全84公演の北米&ヨーロッパツアー「Madonna: The Celebration Tour」が開幕する直前、6月24日に深刻な細菌感染症でニューヨークの病院に搬送され、ICU(集中治療室)で治療を受けた。

健康状態が心配されていた彼女は7月27日、1983年に発表したデビューアルバム「バーニング・アップ」の発売40周年を記念して、ヒットシングル「ラッキー・スター」に合わせてダンスをしている動画をインスタグラムにアップ。「少しでも体を動かしたりダンスができるようになって、私は世界一のラッキー・スターになった気分」と元気な姿を見せた。

7月30日には17歳の息子デビッド、26歳の娘でモデルのローデス・レオンとの2ショットをシェア。「家族や友人たちからの愛が一番の薬。退院から1か月が経ち、自分と向き合うことができている」と記した。また、長年のマネージャーで友人のガイ・オセアリーから贈られたという、アンディ・ウォーホルが撮影した、マイケル・ジャクソンが描かれたジャケットを着る画家のキース・ヘリングのポラロイドも披露。「この贈り物を開けた時、自分が生きていることがどれほどラッキーなのかを実感し、すすり泣いた。彼らや亡くなった多くの人々と知り合えて、私はなんて幸運なんだろう」とつづっていた。

マドンナは今年6月、ザ・ウィークエンドとプレイボーイ・カルティとコラボしたシングル「Popular」、サム・スミスとコラボしたシングル「Vulgar」をリリース。「Madonna: The Celebration Tour」は、一部の公演の日程が延期され、10月にイギリスにて開幕する予定だ。