TVシリーズ「glee/グリー」のレイチェル役で知られるリア・ミシェルが、同作でフィン役を演じた元恋人のコリー・モンティスが亡くなってから10年を迎え、メッセージをインスタグラムに投稿した。
▼コリー・モンティス(左)、リア・ミシェル(右) リア・ミシェルのインスタグラム(leamichele)より
7月13日に迎えたコリーの10回目の命日。リアは彼との思い出の2ショットをシェアし、「10年。あなたがいたのが昨日のことのように感じられるけど、同時に100万年前のことのような気もする。私たちの思い出は私の心の中にあり、それはこの先もずっと守られ、忘れられることはない。私たちはあなたを毎日恋しく思うし、あなたが私たちにもたらしてくれた光をこれからも忘れない。ビッグ・ガイ、あなたがいなくて寂しい」とメッセージ。「あなたが天国でテイラーを見つけて、一緒にドラムを演奏していますように」と、2022年3月に50歳で死去したフー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスと思われる名前を書き込んで締めくくった。
コリーは2013年7月13日、母国カナダのバンクーバーにあるホテルの一室で亡くなっているのが発見され、31歳でこの世を去った。死因はヘロインとアルコールを同時に摂取したことによる薬物中毒と明らかになった。
コリーとリアは2009年に放送がスタートした「glee/グリー」でカップル役を演じ、2012年に交際に発展、コリーが亡くなるまで約1年半の間交際していた。リアはコリーにまつわる複数のタトゥーを体に入れており、2016年にはコリー演じるフィンのアメフト部での背番号「5」、2019年には「フィン(Finn)」という文字のタトゥーを披露している。
そのほかの「glee/グリー」のキャストたちも追悼メッセージをSNSで発信。サム役を演じたコード・オーバーストリートは、コリーへのトリビュートソングと2ショットをインスタグラムにアップした。「10年前の今日、僕は親友の一人を失った。ずっと昔のことのような気もするし、昨日のことのようにも感じる。今でもつらい時があるけど、音楽のおかげでとても癒されてきたし、いろんな感情が湧き起こった時に向き合うことができた。僕たちは君を恋しく思う。大好きだよ、コリー」
▼コリー・モンティス(左)、コード・オーバーストリート(右) コード・オーバーストリートのインスタグラム(chordoverstreet)より
アーティ役で出演したケヴィン・マクヘイルは、自身のTwitterに「10年前の今日、僕はナヤ(・リヴェラ)とロンドンにいた。考えうる最悪のニュースで目を覚まし、僕たちはすぐに集まった。僕たちはショックを受けたり、思い出を笑ったり、ありえないことで泣いたりしてその日を過ごした」と投稿。2020年7月に水の事故で33歳で死去したサンタナ役のナヤ・リヴェラもしのびつつ、「あれから10年が経ち、君のこと、君たち2人のことを恋しく思わない日はない。短い間ずっと僕たちを光で照らしてくれてありがとう」と記した。
コリーは2005年に『キラー・ゲーム 〜呪われた鬼ごっこ〜』で映画デビュー。TVシリーズ「カイルXY」(2006〜2007)などを経て、2009年にスタートしたドラマ「glee/グリー」のフィン役でブレイク、2013年に放送が終了したシーズン4まで同役で出演した。主な出演作に『ファイナル・デッドコースター』(2006)、『恋するモンテカルロ』(2011)などがある。