イギリスのシンガー、エド・シーランが、同じくシンガーとして活躍するショーン・メンデスと彼の母国であるカナダの公演でコラボしたことをインスタグラムで報告した。
▼ショーン・メンデス(左)、エド・シーラン(右) エド・シーランのインスタグラム(teddysphoto)より ※以下写真すべて
現在、「+–=÷×(マスマティクス)ツアー」を行っているエドは、6月17日にカナダ・トロントで公演を開催。同国出身のショーンがサプライズ出演し、エドの2011年のヒット曲「Lego House」、ショーンの2016年のヒット曲「There’s Nothing Holdin’ Me Back」をコラボパフォーマンスした。
ショーンは昨年6月に最新アルバム「Wonder」を引っ提げたワールドツアー「Wonder: The World Tour」をスタートさせたが、翌月に自身のメンタルヘルスの問題と向き合うために残りの日程をキャンセル。「今は自分の健康を第一に考えなければなりません。だからといって、新しい音楽を作らないというわけではありません。この先、ツアーで皆さんに会えるのを楽しみにしています」とインスタグラムで説明していた。
インスタグラムで公開された動画の中で、約1年半ぶりのステージとなったショーンは、バックステージで「言葉が出てこない」「気が変になりそう」とコメント。エドはキャプションに「一緒に歌ってくれてありがとう。君が戻ってきてくれてとても嬉しい」と感謝のメッセージをつづっている。
現在32歳のエドは、今年5月に最新アルバム「–(サブトラクト)」を発表。昨年4月に「+–=÷×(マスマティクス)ツアー」をスタートさせ、2023年9月にアメリカでファイナルを迎える予定だ。
24歳のショーンは、先日6月9日にニューシングル「What The Hell Are We Dying For?」をリリース。カバーアートには、カナダで発生した山火事による煙に覆われたニューヨークの街の写真が使用された。ショーンは曲を完成させた数時間後にリリースに至ったと明かし、「リアルタイムでみんなと共有することがとても重要だと感じた」とSNSを通じてコメントしていた。
▼ショーン・メンデス「What The Hell Are We Dying For?」