『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役で知られるピアース・ブロスナンが、出演作『007/ゴールデンアイ』のピンボール・マシンがチャリティオークションで落札されたことをインスタグラムで報告した。
▼ピアース・ブロスナンのインスタグラム(piercebrosnanofficial)より ※以下写真すべて
3月12日に米ロサンゼルスにて、歌手のエルトン・ジョンが設立したエルトン・ジョン・エイズ基金(Elton John AIDS Foundation)による毎年恒例のアカデミー賞鑑賞パーティーが開催。米メディア「Hollywood Reporter」によると、イベント中に行われたチャリティオークションで、1995年公開の映画『007/ゴールデンアイ』をモチーフにした「セガ(SEGA)」のピアースの直筆サイン入りピンボール・マシンが出品され、13万ドル(約1700万円)で落札された。
これを受け、ピアースは映画の主要キャラクターが全体に描かれたピンボール・マシンとの記念写真をインスタグラムに投稿。「私のセガ・ゴールデンアイ・ピンボール・マシンの落札者に祝いの言葉を送ります。良い引き取り先が見つかり、支援を必要とする人々の力になれて嬉しく思います」とメッセージをつづっている。
ピアースは『007』シリーズの第17作『ゴールデンアイ』(1995)、第18作『トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)、第19作『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)、第20作『ダイ・アナザー・デイ』(2002)の4作品で主人公ジェームズ・ボンド役を務めた。
エルトン・ジョン・エイズ基金のサイトによると、今年のパーティーでは900万ドル(約12億円)以上の資金が集まり、収益金はエイズ(AIDS)の撲滅を目的とした世界的な支援活動に使用される。ゲストとして、エマ・ワトソン、ウィズ・カリファ、ブルック・シールズ、ノア・シュナップ、ダヴ・キャメロン、ドナテラ・ヴェルサーチェら豪華セレブが参加したほか、エルトンとコラボ経験もある人気シンガーのリナ・サワヤマがパフォーマンスを披露した。
ピアースは先日、母国アイルランドの新作ロマンス映画『Four Letters of Love(原題)』の撮影が終了したことをインスタグラムで報告。撮影地であるアイルランドのビーチで妻のキーリー・シェイ・スミスと撮った2ショットをアップしていた。米メディア「Variety」によると、同作ではヘレナ・ボナム・カーターと共演し、主演のフィオン・オシェイとアン・スケリーが演じるカップルの親役として登場する。
▼キーリー・シェイ・スミス(右)
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現在69歳のピアースは、1980年に『長く熱い週末』で映画デビューし、TVシリーズ「探偵レミントン・スティール」(1982~1987)でブレイク。最近はアクション映画『ザ・ミスフィッツ』(2021)、スリラー映画『フォールス・ポジティブ』(2021)、Amazonオリジナル映画『シンデレラ』(2021)、DC映画『ブラックアダム』(2022)などで活躍している。
出演最新作となるNetflixのクライムコメディ映画『The Out-Laws(原題)』は2023年内に配信される。