ミラ・クニス、母国ウクライナへ支援を呼びかけ 夫アシュトン・カッチャーと3億円を寄付

『ブラック・スワン』、『テッド』などに出演したミラ・クニスが、夫で俳優のアシュトン・カッチャーと共に、母国ウクライナの難民支援金として300万ドル(約3億4000万円)を寄付すること発表した。

▼アシュトン・カッチャー(左)、ミラ・クニス(右) アシュトン・カッチャーのインスタグラム(aplusk)より

2月24日にロシアがウクライナに侵攻したことを受け、3月3日、ミラは夫アシュトンのインスタグラムを通じてメッセージ動画を発信。幼少時代に過ごしたウクライナへの支援を呼びかけた。

▼ミラとアシュトンが公開したメッセージ動画

公開された動画で、ミラは「私は1983年にウクライナのチェルニウツィーで生まれ、1991年にアメリカにやってきました」「しかし今日、ウクライナ人としてこれほど誇りに思ったことはありません」とコメント。アシュトンは「ウクライナ人と結婚したことをこれ以上誇りに思ったことはない」と続けた。

「ウクライナで起きた出来事は壊滅的であり、人類に対する不当な攻撃です」とミラ。クラウドファンディングフォーム「ゴーファンドミー(GoFundMe)」で3000万ドル(約34億円)の寄付金を集めると発表し、「アシュトンと私は、300万ドル(約3億4000万円)を寄付することを決めました」と伝えた。

集まった資金は、米物流会社「フレックスポート(Flexport)」と米民泊仲介社「エアビーアンドビー(Airbnb)」に寄付される。フレックスポートは、ウクライナに隣接するポーランド、ルーマニア、ハンガリー、スロバキア、モルドバに難民のための救援物資を輸送し、エアビーアンドビーはウクライナの難民に一時的な住居を無料で提供している。

ミラ&アシュトンのほかにも、多くのセレブたちがウクライナへの支援をSNSで呼びかけている。ウクライナのキエフで生まれたミラ・ジョヴォヴィッチは、同国を支援している組織や団体をインスタグラムで紹介。ブレイク・ライブリー&ライアン・レイノルズは米UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じて寄付を募っている。

現在38歳のミラは、最新作『Luckiest Girl Alive(原題)』が2022年内にNetflixでリリース予定。44歳のアシュトンは、最近はドラマ「The Ranch ザ・ランチ」(2016〜2020)でメインキャストを務めた。2人は2012年から交際を開始し、2015年に結婚。7歳の娘ワイアットと5歳の息子ディミトリがいる。