2001年のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』で主演を務めたニコール・キッドマンが、同作の公開から20年を迎え、お祝いのメッセージを自身のインスタグラムに投稿した。
▲ニコール・キッドマン(左)、ユアン・マクレガー(右)
ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
2001年に公開されたバズ・ラーマン監督による映画『ムーラン・ルージュ』は、19世紀末のパリを舞台に、キャバレー「ムーラン・ルージュ」のスターであり高級娼婦のサティーンと、若き作家クリスチャンの悲恋を描いた物語。主演を務めたニコール・キッドマンとユアン・マクレガーは吹替えなしで歌声を披露し、絢爛豪華なセットと衣装が話題となった。
6月1日の米国公開日にインスタグラムに動画を投稿したニコールは、公開20周年を記念して数々の『ムーラン・ルージュ』のファンアートをシェア。「今日は『ムーラン・ルージュ』公開20周年をお祝いするわ!この映画がどれほど多くの人に愛されているか気付かされ、深く感動してる」と感慨深げにコメントした。
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
「この映画を撮影している時は、特別で革新的な作品になってほしいと思っていたけど、私の想像をはるかに超えたものになった」とつづったニコール。「バズ・ラーマン監督、(衣装&プロダクションデザイン担当の)キャサリン・マーティン、ユアン・マクレガー、全てのキャストとクルーに感謝します」と続け、「長年にわたって作品を愛してくれた皆さんに感謝しています。素敵なアートワークをありがとう。もっと見たい!」とファンに感謝の気持ちを伝えている。
前日の5月31日には、映画の名台詞「人生で知る最高の幸せとは、誰かを愛し、愛されるということ」というキャプションを付け、映画の場面写真や、共演したユアンとの思い出のフォトを公開していた。
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
▲ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
本作は、第74回アカデミー賞で作品賞、主演女優賞(ニコール・キッドマン)ほか8部門にノミネートされ、衣装デザイン賞、美術賞を受賞した。
現在53歳、オーストラリアで育ったニコールは、『デッド・カーム/戦慄の航海』(1989)の演技で注目されハリウッドに進出。『ムーラン・ルージュ』(2001)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、『めぐりあう時間たち』(2002)で同賞を受賞、さらに『ラビット・ホール』で同賞にノミネートされた。リース・ウィザースプーンと主演を務めたドラマシリーズ「ビッグ・リトル・ライズ」(2017~2019)は、ゴールデン・グローブ賞(ミニシリーズ/テレビ映画部門)作品賞、主演女優賞など数々の賞に輝いた。
最近は『アクアマン』(2018)、『ある少年の告白』(2018)、『ザ・ゴールドフィンチ』(2019)、『スキャンダル』(2019)、『ザ・プロム』(2020)などに出演。待機作は、2021年内に米国でリリース予定のメリッサ・マッカーシー共演のドラマ「ナイン・パーフェクト・ストレンジャーズ(原題)」、2022年4月に米国公開予定のアニャ・テイラー=ジョイ共演の映画『ザ・ノースマン(原題)』などがある。