アンジェリーナ・ジョリー、ミツバチに体を覆われたポートレート!“世界ミツバチの日”にお披露目

『マレフィセント』シリーズに出演したアンジェリーナ・ジョリーが、自然科学誌「ナショナルジオグラフィック」とタッグを組んだポートレートがお披露目となった。

▲アンジェリーナ・ジョリー
ナショナルジオグラフィックのインスタグラム(natgeo)より

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の特使を務めるなど慈善活動に積極的なアンジーは、5月20日の“世界ミツバチの日(World Bee Day)”を記念して、ナショナルジオグラフィックとコラボ。アンジーが無数のミツバチに体を覆われている写真が、ナショナルジオグラフィックのイスタグラムで公開された。

“世界ミツバチの日”は、環境に大きな影響を与えるミツバチなどの花粉媒介者の重要性や、それに関連する問題への意識を高めることを目的とした日。アンジーは現在、ユネスコ(国連教育科学文化機関)とフランスの香水・化粧品ブランド、ゲラン(Guerlain)が取り組む女性養蜂家を支援するプログラム「ウーマン・フォー・ビーズ(Woman for Bees)」に携わっている。

ナショナルジオグラフィックの公式サイトによると、今回の撮影は、アメリカの写真家リチャード・アヴェドンが1981年に撮影した有名なポートレートからインスピレーションを受け、フェロモンを活用した方法で実施。アンジーは18分間もの間ミツバチに体を覆われ、刺されることなく無事撮影を完了した。

同誌のインタビューで、アンジーはミツバチとの撮影について、「美しい生き物と繋がることができてとても素敵だと感じた」とコメント。「こうした経験ができてとても光栄だし、幸運だと思っている」と語っている。

また、「3日間はシャワーを浴びることができなかった。『シャンプーや香水などのいろんな香りがすると、ミツバチたちはあなたが何者かわからなくなるから』と言われたんです」という撮影秘話も。アンジーは、今年6月にフランスで行われる「ウーマン・フォー・ビーズ」が主催する30日間のプログラムに参加し、養蜂のトレーニングも受ける予定だ。

現在45歳のアンジーは、1982年に父で俳優のジョン・ヴォイトが主演を務めた『大狂乱』で映画デビュー。『17歳のカルテ』(1999)でアカデミー賞助演女優賞を受賞した。その後、人気ゲームを実写化したアクション映画『トゥームレイダー』(2001)で主人公ララ・クロフトを好演、シリーズ第2弾『トゥームレイダー2』(2003)でも主演を務めた。アクション映画『Mr.&Mrs.スミス』(2005)では、夫婦役で共演したブラッド・ピットと実生活でも交際に発展し話題となった。以降も『ウォンテッド』(2008)、『チェンジリング』(2008)、『ソルト』(2010)、『ツーリスト』(2010)などの話題作に出演。2011年には『最愛の大地』で監督デビューを果たした。近年は、ディズニー映画『眠れる森の美女』の悪役マレフィセントを主人公にした『マレフィセント』(2014)で主演を務め、『マレフィセント2』(2019)にも同役で出演。最近は、主演を務めたスリラー映画『Those Who Wish Me Dead(原題)』が今年5月に米国公開された。待機作には、2021年11月5日に公開予定のマーベル映画『エターナルズ』がある。