大ヒットドラマ「X-ファイル」のダナ・スカリー役で知られるジリアン・アンダーソンが、同作でフォックス・モルダー役を演じたデヴィッド・ドゥカヴニーと再会したことをインスタグラムで報告した。
▲デヴィッド・ドゥカヴニー(左)、ジリアン・アンダーソン(右)
ジリアン・アンダーソンのインスタグラム(gilliana)より
超常現象をテーマとした人気ドラマ「X-ファイル」の放送開始から約28年。ジリアンは相棒のデヴィッドと再会を果たし、昨年末に家族に迎え入れた愛犬ステラとの笑顔のセルフィーを投稿。デヴィッドに愛犬を紹介したようで、「ステラは今日、新しい友達ができた」とキャプションにつづっている。
▲ジリアン・アンダーソンのインスタグラム(gilliana)より
コメント欄には、仲良しな2人を見たファンから「まだ結婚できないの?!」「私の子供時代のヒーロー」「すごく嬉しい!」といった喜びと興奮の声が寄せられている。
1993年から2002年まで放送された「X-ファイル」は、FBI捜査官のモルダー&スカリーの対照的なコンビが超常現象にまつわる未解決事件に挑んでいくSFサスペンスドラマ。1998年には劇場版『X-ファイル ザ・ムービー』、2008年には劇場版第2弾『X-ファイル:真実を求めて』が公開された。シーズン9の放送終了後、14年後の2016年にミニシリーズとして復活し、2018年のシーズン11まで放送された。
同作は、スピンオフ作品となるコメディアニメシリーズ「The X-Files: Albuquerque(原題)」の制作が進行中。米メディア「Variety」によると、今のところ、ジリアン&デヴィッドは関与していない。ジリアンは2018年のインタビューで、今後スカリー役として復活する予定はないと語っている。
現在52歳のジリアンは、オフ・ブロードウェイの舞台で活躍し、1992年に『ザ・ターニング(原題)』で映画デビュー。ドラマ「X-ファイル」(1993〜2002、2016〜2018)で人気を獲得した。近年は、「ハンニバル」(2013〜2015)、『英国総督 最後の家』(2017)、『アガサ・クリスティー ねじれた家』(2017)、『バッド・スパイ』(2018)、「セックス・エデュケーション」(2019〜)などに出演。英国王室を描いたドラマ「ザ・クラウン」(2020)ではマーガレット・サッチャーを演じ、2021年度ゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞した。
60歳のデヴィッドは、1988年に『ワーキング・ガール』で映画デビューし、1990年からTVシリーズ「ツイン・ピークス」(1990〜1991)に出演。「X-ファイル」で一躍知名度を上げ、その後はドラマ「カリフォルニケーション ある小説家のモテすぎる日常」(2007〜2014)、「アクエリアス 刑事サム・ボディアック」(2015〜2016)で主演を務めた。最近は映画『ザ・クラフト:レガシー』(2020)などに出演している。