シュワ「生き延びたければ一緒に来い!」新型コロナのワクチン接種を報告

『ターミネーター』シリーズで知られるアーノルド・シュワルツェネッガーが、新型コロナウイルスのワクチンを接種したことをインスタグラムで報告した。

▲アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より

現在73歳のシュワは、米ロサンゼルスのドライブスルー形式の予防接種会場で新型コロナのワクチンを接種した動画を公開。黒のマスクを装着したシュワは、医療スタッフから右腕にワクチンを素早く打たれると、「よし、ワクチンを打った。予防接種は誰にでもおすすめしたい」とコメント。最後に「生き延びたければ一緒に来い」という『ターミネーター』シリーズに登場する有名な台詞で締めくくった。

▲ワクチンを接種するシュワ
アーノルド・シュワルツェネッガーのインスタグラム(schwarzenegger)より

ロサンゼルスでは65歳以上の高齢者が予防接種の対象となっており、シュワは動画のキャプションに「今日は良い日だった。列に並ぶのがこれほど幸せだったことはない。接種対象者である場合は、僕に続いてワクチン接種の登録をしよう」とつづっている。

米疾病対策センター(CDC)のデータによると、アメリカでは1月20日(日本時間)、新型コロナの感染による死者数が40万人に達した。感染者は2400万人以上が確認されている。

米メディア「ピープル」によると、65歳以上の著名人ではシュワのほか、英女優のジュディ・デンチ、コメディアン&俳優のスティーヴ・マーティン、実業家のマーサ・スチュワートらがワクチンをすでに接種したことを明かしている。

オーストリア出身のシュワは、ボディビルダーとして活躍後、アメリカに移住し俳優に転身。『コナン・ザ・グレード』(1982)で一躍有名になり、『ターミネーター』(1984)でT-800役を演じ世界的スターとなった。その後も『コマンドー』(1985)、『プレデター』(1987)、『トータル・リコール』(1990)、『ターミネーター2』(1991)、『トゥルーライズ』(1994)など数々のアクション映画がヒット。2003年から2011年に米カリフォルニア州知事を務めた後、俳優業に復帰した。近年は、『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)で再びT-800役として出演した。

そのほかの出演作は、『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』(1997)、『エクスペンダブルズ』(2010)、『エクスペンダブルズ2』(2012)、『ラストスタンド』(2013)、『大脱出』(2013)、『サボタージュ』(2014)、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』(2014)、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)など。今後は、アクションコメディ『カン・フューリー2』(原題)などに出演予定だ。